3月10日(金)より公開し、早くも動員数240万人突破、興行収入30億円を超す大ヒットを記録している、この春一番の話題作『モアナと伝説の海』。同作では、16年間海に出ることを禁じられていた主人公モアナが、愛する島の人を守るために大冒険に踏み出す姿を描いている。
そのモアナになぞらえ、島からの卒業&旅立ちを迎えた日本の“モアナ”の姿をとらえた涙のサプライズ映像が、映像配信プラットフォーム「FRESH!」にて放送され、話題となっている。

【関連】美しい映像の数々が話題に!『モアナと伝説の海』場面写真

 2017年もあっという間に3ヵ月が過ぎ、4月から進学、就職のために故郷を離れて暮らし始める人も多いはず。長崎県五島列島で育った大瀬良こと実さんもその一人だ。高校への進学と夢をかなえるために一大決心し、16歳のモアナと同じく、大切な家族や友達の元を離れて島を出る大瀬良さん。そんな彼女に3週間密着し、島をあげてサプライズする姿が「FRESH!限定スペシャル!ディズニー映画最新作『モアナと伝説の海』公開記念~この春一歩踏み出すあなたを大応援SP~」にて映し出されている。

 番組の終盤、船に乗り、島を離れていく大瀬良さんの人生の新しい一歩を応援する歌として、映画の主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」の大合唱が行われるのだが、このシーンは何度見ても感動する。
島をあげての卒業と旅立ちの応援には、番組のコメント欄でも「感動!」「泣ける」といったコメントが相次いだ。

 島を飛び出していく少女の勇気や力強さはもちろんだが、なんといっても大勢の仲間たちが、船から手を振る彼女に届くように気持ちを込めて歌っている姿が胸に響く。劇中でも、この楽曲はモアナが旅立つとき、そして挫折を味わいながらも立ち上がるときなど、ここぞというポイントで歌われている。「光輝く海が私を呼んでる おいでよと 早く見つけて欲しいと呼んでる 教えてよ そこには何が待っているの 空と海が出会うところは どれほど遠いの 追い風うけ こぎだしてきっと 私は いくのよ」。その歌詞は、不安を抱えながらも一歩を踏み出すモアナの気持ちをストレートに表しており、現在の自分や過去の自分と重なる部分がある。だからこそ、観る者の共感を呼んでいるのだろう。


 何度でも聴きたくなる楽曲と共感できるストーリーが魅力の『モアナの伝説の海』。その主題歌とともに描かれた日本の“モアナ”のサプライズ映像から、勇気をもらえるはずだ。

 なお、同番組は、朝日奈央(元アイドリング!!!)と堤下敦(インパルス)が出演し、映画の魅力や見所などを紹介。本作の監督を務めたジョン・マスカーとロン・クレメンツからの独占コメントや日本版モアナ役の屋比久知奈の独占コメントなど、貴重なVTRも放送されている。

 映画『モアナと伝説の海』は現在大ヒット上映中。