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【原発避難でいじめ】はなぜ起きたのか…蔓延した福島差別と問われる大人の責任

2016年11月25日 18時55分 (2016年11月28日 21時56分 更新)

 東京電力福島第一原発の事故で、福島県から横浜市に自主避難した家族の子どもが、小学生時代にいじめを受け、放置されていた。いじめが始まった時期と、それが多額の金銭をせびられる重大事態に至った時期。

 この2つの時期に注目しながら、問題を考えてみたい。

●メディアで垂れ流された差別発言

 まず、いじめが始まった時期。

 現在中学1年になるこの男子生徒は、2011年8月に転校したというから、9月の2学期から横浜市の小学校に登校するようになったのだろう。その直後から、名前に「菌」をつけて「◯◯菌」と呼ばれるなどのいじめが始まったという。

 いじめる相手をバイ菌扱いするのは、子どものいじめの古典的手口だ。転校生はしばしばいじめの対象になるとも言われる。

 加えて、この頃には大人の世界でも、福島の人たちに対するさまざまな差別的言動があったことを忘れてはならない。原発事故が発生した後、さまざまな地域で福島から避難した人々を受け入れる支援が行われた一方で、放射能への無知や不安から「福島」を忌避する現象も多々見られた。

 たとえば、福岡県で福島を支援するために産地直送の販売店が、「福島からのトラックは放射能をばらまく」などと書かれたメールや出店に反対する電話が寄せられて中止になった。愛知県の花火大会では、福島県内の会社がつくった花火を打ち上げる予定だったが、「放射能で汚染された花火を上げるな」との苦情が原因で取りやめとなった。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 5

  • てらさわ 通報

    子供の言動はすべて親の写しです。親の残虐さ、自分だけ、自分の家族だけが幸せなら、という心のなせるところです。自分の家族を守るため、生活のため、と言い訳し、弱いものいじめをするのはやめましょう

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  • 匿名さん 通報

    学者は自分の口で言うほど科学的ではない。

    9
  • 匿名さん 通報

    放射能デマを垂れ流す連中の中に反原発論者がいるのであれば、それは反原発運動の自殺である。

    6
  • 匿名さん 通報

    親が学習能力無いからでしょ? 周りの言葉、一部の言葉のみを信用して バカガキにホラ吹きまくって バカガキが鵜呑みに・・・蛙の子は蛙。

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  • 匿名さん 通報

    『ホウシャノウガー』『フクシマガー』の人は、他人を差別するための合理的なネタを探したいだけの差別主義者です

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