「医薬・医療の発展と人々のQOLの向上に貢献」することをモットーとし、製薬メーカーをサポートするCRO業界でリーディングカンパニーとして注目を浴びている「エイツーヘルスケア(以下、A2 Healthcare)」。再生医療、新薬開発といった社会的責務を担う業界において業界内外から信頼を集めている「A2 Healthcare」のそのベースには「人材=人財」ととらえ、柔軟に働ける環境がありました。
今回は、子育てをしながら臨床開発のプロジェクトリーダーとして活躍するS.Kさんに、「A2 Healthcare」の本当のトコロを教えていただきました。
週3日会社にくればOK? 育児との両立がしやすい「A2 Healthcare」の魅力
お話を伺った臨床開発第一部 プロジェクトリーダーS.Kさん

■どこを切り取っても女性が活躍しやすい仕事

「A2 Healthcare」の執り行っている「CRO事業」は、製薬会社が医薬品開発のために行う臨床開発を受託・代行するのが主な仕事です。そのCROの中で「モニタリング」という業務に私は長年、携わってきました。そのモニタリング業務を実施する職種である「CRA」は、臨床試験を受託する医療機関を探したり、実際に医療機関で実施されている臨床試験が条件に準拠して行われているかを調査、確認するのが主な仕事で、これらをこの業界では「モニター」と呼んでいます。

実施医療機関がきちんと治験を実施できるか? 継続できるか? また計画書を遵守しているか、医師が責務を果たしているか? それらをモニタリングしながら、医療用医薬品の日本国内での承認、認可を1日も早く取るために製薬会社などのクライアント企業から仕事を受注し、臨床開発を進めていきます。
業界全体でみても、もともとモニターには女性が多く、女性が活躍できる側面が多々あります。製薬会社の担当者と医療機関の医師。そのプロフェッショナルとプロフェッショナルをつなぐのがまずは大きな役割なので、女性が持っている柔軟性や協調性、また調整能力といったものが活かしやすいのかもしれません。
また女性は結婚や出産、子育てとライフステージでライフスタイルに影響を受けやすいものですが、モニターは一人前になれば、ある程度、自分の裁量でスケジュールを組むことができるので結婚しても出産しても働き続けやすいという特徴があります。

■A2 Healthcareのモニターは、なんと7割近くが女性

A2 Healthcareのモニターは7割近くが女性です。そして私が今いる部署の女性の8割が既婚者で、産後も働いている人が私の他にもいます。
製薬会社の資料を整理したり、プロジェクトの進行表を作成したり……デスクワークも多いですが、週2日の在宅勤務が認められているので、それらは在宅でも進められます。また国内のあちこちの医療機関に出張に行く機会も多いですが、医療機関の担当者とのスケジュールはモニター本人のスケジュールと調整できるので、ライフイベントでどうしてもこの日は休みを確保しておきたい、というような融通もつけやすいです。
週3日会社にくればOK? 育児との両立がしやすい「A2 Healthcare」の魅力

A2 Healthcareの就業時間は日割りにすると1日あたり7時間15分で、週2日までの在宅勤務の他に、フレックス制や時短制度も導入されています。
年10日まで、子どもの看護休暇も(子どもが小学校を卒業するまで)有給休暇として取得できます。私は現在、9時~17時15分&フレックス制で働いています。

■フラットな社風で誰にでも相談しやすい

前職もCRO業界にいましたが、A2 Healthcareはズバ抜けて社内の風通しがよく、フラットな雰囲気を感じます。会社によっては上下関係が厳しいところも多い業界ですが、A2 Healthcareは人と人との垣根が低く、意見が言いやすいです。意欲があって意志があれば耳を傾けてくれる人が周りに多くいます。
案件によっては、モニタリング、データマネジメント、システム構築……と他部所に関わるプロジェクトもありますが情報共有をそれぞれがフランクに行えているので会社全体で横のつながりもよく、チームワークが組みやすいのかもしれません。
コミュニケーション能力が高い人はどんどん活躍できますよ。上司の意見も訂正できるぐらい自分の意見をきちんと言える人は、きちんと評価されます。上司の意見を訂正するには、根拠を持って自信がないとできないですから。
今は、モニター業務と並行してチームスタッフの教育にも携わっていますが、押し付けても窮屈になってしまうので、大きな柵の中で自由に育ってもらっているという感じで後輩を育成しています。

■仕事も頑張りたい! 自分らしく生きたい! 欲張り歓迎

A2 Healthcareは、その職務上、最新医療情報に触れることができるので、医療に興味を持っている人には恵まれた環境かもしれません。
モニターには、薬学部出身の方も多くいますが、私は全くの畑違いで学生の頃は情報工学を専攻していました。地方の医療機関がお取引先になるというのを知って、全国に旅行に行けると思ったのが志望動機でした(笑)。実際にモニターとして現場で活動するときには、全国のいろいろな医療機関に赴くことができるので、今度はあの鉄道に乗れるかもとうれしくなるぐらいです。
週3日会社にくればOK? 育児との両立がしやすい「A2 Healthcare」の魅力

育児をしながらの就業はいかに限られた時間で集中して仕事をするかが勝負ですが、モニターの仕事は、そこに必要以上に負荷がかかることなく、仕事を頑張りたいという気持ちも満たしてくれます。さらにモニターという仕事は新薬開発という側面を持っているので、基本的に同じことを繰り返すことはなく、応用力が求められます。そして、人々の健康に関わる分野を担っているので信頼も大切な要素です。モニターをやってきて、医療機関の人に「あなたがモニターでよかった」と言われることは大きな喜びです。

これからも自分らしく楽しみながら、子育てをしながら、後輩のモニターを育成しながら、キャリアを積んでいける。A2 Healthcareにいる今、自然とそんな風に思えています。

取材協力:A2 Healthcare
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