
■SUPER JUNIOR-YESUNG/New Single『雨のち晴れの空の色』インタビュー(2/2)
――インタビュー1より
これを上手く歌えたら、多くの皆さんが好きになってくれる
――カップリングの「Let Me Kiss」についてもお聞きしたいのですが、これはいくつかの候補の中からイェソンさんが選んだと聞きました。選んだポイントを教えてください。
イェソン:今回のシングルに関して言うと、最初は全部自作曲を入れたいなって思っていたんです。それから、タイトル曲も別のものを考えていて。それはまだ世には出ていない曲なんですけど(笑)。でも、この「雨のち晴れの空の色」を映画の主題歌として使って頂けることになって、それがシングルのタイトル曲になったので、であれば、僕が作った曲から選ぶよりも、この「Let Me Kiss」がいいなと思ったんです。この曲を聴いたときに、「雨のち~」とは相反する感じがしたんですね。全体のバランスを考えるとこの曲がいいと思って決めました。ただ、これを一人で歌いきることができるかな?という心配もあって(苦笑)。この曲は音程も高いですし、休めるタイミングがないんですよ。だから、一人で歌うのは大変だなとは思ったんですけど、これを上手く歌えたら、多くの皆さんが好きになってくれる曲なるんじゃないかとも思ったので、挑戦してみました。
――この曲はもうツアーでも歌っていらっしゃいますが、MCで「歌うときはワイルドな男になった気がしています」と話していますよね。ちなみに、イェソンさんがイメージする“ワイルドな男”とはどんな人ですか?
イェソン:MCで話していたワイルドの意味は、自分の気持ちをストレートにアピールできる人っていうことで言ったんですね。歌詞を読んでもらえばわかるように、直接的に、ストレートに愛を伝えていますよね。ただ、僕が個人的に考えるワイルドな男はちょっと違いますね。むしろ気持ちを表現するのを抑えられる人。黙々としていながらも、誰かをちゃんと守ってあげられる、そして、じっと待ってあげることができるような男性がワイルドなんじゃないかなと思います。
――自分で自分をワイルドだなって思うことはありますか?(笑)
イェソン:ときどきファンの皆さんの中には、僕が見せている行動とか、言葉使いとか、あるいは僕が醸し出している雰囲気を見て、ワイルドと感じてくださる方もいるみたいなんですけど、僕自身は自分はワイルドだとは思いませんね。すごく繊細で、小心者だと思っています(苦笑)。

皆さんに共感してもらえる、そして、いつ観ても新しいと思ってもらえるような、常に斬新なステージであることを心がけています
――現在、初めての日本でのソロツアー中です。観させて頂いて、とてもイェソンさんの個性が見える内容だなと感じたのですが、ご自身では何に一番こだわってツアーをしていますか?
イェソン:僕のコンサートには一度来てくださった方が、また観に来てくださることも多いと思うんですね。もちろん、初めて観てくださる方もいらっしゃるとは思うんですけど、もう一度観に来てくださっても、新しいコンサートだと思ってもらえるように工夫をしています。日本語のMCも、もちろん韓国語でのMCも、その都度新しいものを準備するようにしていますし、ステージ自体も工夫を凝らして動きを変えてみたりもしています。それから、これから先はまだ歌っていない歌も歌いたいなと思って準備しています。日本語を使うというのは当然のことだと思っていますし、そこもこだわってはいますけど、やはり皆さんに共感してもらえる、そして、いつ観ても新しいと思ってもらえるような、常に斬新なステージであることを心がけています。幸いなことに、ここまで終わった公演では、それが順調にできているので良かったです。
――一人でツアーをすると、これまでグループのときには感じたことのない、楽しさや苦しさもあると思うのですが。
イェソン:楽しいことは、もう言葉では表現しきれないくらいあります。まず、一人でツアーをするなんて、数年前の僕にとっては夢のようなことでした。こういう機会、チャンスというのは、命懸けで頑張らないと手にできないことだと感じています。僕にとっては本当に時間がかかって、やっと巡ってきた機会だと思っているので、今、本当に幸せを感じています。ただ、その裏側には、他のメンバーが入隊をしていて、SUPER JUNIORとして公演ができないというのが大きいというのもわかっています。だから、メンバーが戻ってくるまで、僕は僕なりに “イェソン”として見せたいものがあるので、それを観せられる幸せを感じながら、頑張りたいと思っています。それで、大変なことって言うのは、何もできないことです。
――何もできないですか?
イェソン:僕の性格上、一つ大きなことがあると他のことが何もできなくなってしまうんですね。例えば、人に会うってなったら、たくさん話したいじゃないですか。でも、そうすると喉を痛めてしまうから会えない。たくさん食べたいけど、食べるとむくんで顔がかわいくなくなってしまうので(笑)、そんな顔で歌いたいとは思わないから食べられない。そうやっていろいろ考えて行くとできないことだらけなんです。今回の日本のツアーの前には、韓国で公演もしていたんですけど、その準備をして、公演をしてっていう時期が続いていて。さかのぼって考えてみると、ことしの1月には映画を撮りましたよね。そのあと韓国でソロデビューをして、公演をして、日本でツアーをしてって、ほとんど思いっきり遊べていないです。そんなふうに僕はディテールに渡ってできないことが多いので、メンバーや事務所の人たちは僕に「そんな生き方をして、そんな人生で幸せなの?」ってよく聞いてくるんです。でも、僕としてはこんなふうに生きないと、せっかくやって来た幸せ、嬉しい機会がどこかに飛んで消えてしまうような気がするんです。だからこういう生き方になってしまうんですね(苦笑)。それで、こうやっていろんなことを諦めて公演に挑んでいるんですけど、そういう生活がずっと続いているものですから、今度は公演がないときでも、家から出なくなってしまっていて。そんなときはちょっともどかしさを感じたりもしていますね。
――では、最後にファンの方へメッセージをお願いします。
イェソン:まずはとても感謝しています。戻ってきて一番に感じたことは、僕を応援し続けてくれたファンの皆さんの存在でした。活動できない期間は、僕がいるべき場所、イェソンという名前である自分自身、そしてファンの皆さんが本当に恋しかった。僕はその期間はキム・ジョンウン(本名)という人間として生きていて、その間に、僕のそばをずっと守り続けてくれるファンの皆さんがいることにも気づかされたんです。なので、本当に、E.L.F JAPAN(ファン)の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。特に日本は僕にとって特別な、たくさんの愛をくださった場所でもありますし、ずっと変わらずに愛してくれたファンの皆さんを守るためにも、皆さんの応援と期待を裏切らないためにも、僕はもっと頑張らなくてはいけないなという気持ちになりました。なので、これからはもっと良い姿、頑張る姿をお見せしたいと思います。最近は仕事をするときに本当に命懸けで、一生懸命しています。そうやって、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思っています。

≪リリース情報≫
New Single
『雨のち晴れの空の色』
2016.10.19リリース
【CD+DVD+スマプラ・ムービー+スマプラ・ミュージック盤】
AVCK-79343/B / ¥2,000(税込)
【CD+スマプラ・ミュージック盤】
AVCK-79344 / ¥1,000(税込)
[収録曲]
1. 雨のち晴れの空の色
2. Let Me Kiss
3. 雨のち晴れの空の色 -inst-
4. Let Me Kiss -inst-
<DVD> ※DVD付盤のみ
1. 雨のち晴れの空の色 -Music Video-
2. 雨のち晴れの空の色 -Music Video & Jacket making-
≪ツアー情報≫
2016年10月21日(金) 福岡県:福岡サンパレス
2016年10月22日(土) 福岡県:福岡サンパレス
2016年10月23日(日) 福岡県:福岡サンパレス
2016年11月22日(火) 東京都:東京国際フォーラム ホールA
2016年11月23日(祝・水) 東京都:東京国際フォーラム ホールA
≪映画情報≫
映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』
11月3日(木・祝)より全国ロードショー
監督:朝原雄三
主題歌:SUPER JUNIOR-YESUNG「雨のち晴れの空の色」
主演:イェソン(SUPER JUNIOR) 佐々木希
SUPER JUNIOR オフィシャルサイト
映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』 オフィシャルサイト
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