「携帯の使い方を見れば、その人のことが分かる」なんて言われるくらい、携帯の中身は持ち主のひととなりを表現するもの。

今回は、自身がHIPHOPアーティストでありながらも、多数のミュージシャンへの楽曲提供・コラボレーションをはじめ、remixを手掛けるSEAMOさんにスマートフォンアプリをキーワードにしてインタビューしました!

「あの著名人は、どんなアプリを使ってるの?」〜SEAMO編〜


―――SEAMOさんはだいぶ前からタブレットでアプリを利用されていましたよね?

SEAMO:そうですね。
完全にブームに乗ってたというか(笑)。iPadを持っていたらモテるんだろうなって(笑)。今は家でネットや本を見るツールに落ち着いているんですけど、良くないなと思いつつも、風呂の中でも使っているんですよ。

―――スマホは使っていました?

SEAMO:いや、逆にみんなが持っているから当時は使ってなかったという(笑)。今はスマホとガラケーの2台持ちです。

―――日常的に使っているアプリはありますか?

SEAMO:色々使っているんですけど、面白アプリより、ガチで使える実用的なアプリが好きです。
競馬ものは多いですね。JRA関連会社がやっている『JRA-VAN』とかグリーンチャンネルのコンテンツとか。競馬新聞がやっているアプリで馬の調教タイムが見られるものも便利なんですよ。

あとはライヴの構成を組み立てる時に、計算機を使って曲の時間を計ったり。重宝しているのは、電車の乗り換えアプリ。仕事で東京に行くことが多いんですけど、東京の電車がわからないので、ありがたいですね。
それと僕はFeliCaをフルに活用しています。Edy、Suicaとか、新幹線もネットで予約してSuicaに紐づけて、改札でピッて。飛行機もスマホで乗りますし。

―――もう、めちゃくちゃ使い込んでるじゃないですか!?

SEAMO:そうなんですよ。ただ、女子たちが喜ぶようなアプリではなくて、ビジネスマンツールみたいなアプリばかりですけどね。

―――でもSEAMOさん、かつて「Akinator(アキネーター)」にハマってたじゃないですか!(笑)

SEAMO:やってましたね(笑)。
でも最近は、そういう面白アプリは触ってないです!(笑)

―――今回ご紹介しているドコモのスゴ得は、毎月380円(税抜)を支払うと、約120種類という豊富な数のアプリが好きなだけ利用できるサービスなんですけど、その中にまさにおっしゃっていた競馬のアプリ『JRA-VAN』もあるんですよ。

SEAMO:マジですか!? それは知らなかったですね。うわっ、スゴ得入りますよ、僕(笑)。

「あの著名人は、どんなアプリを使ってるの?」〜SEAMO編〜


―――『JRA-VAN』の良い所はどんなところですか?

SEAMO:これで全てのレース結果が分かるんです。テレビで放送しているのはメインレースだけなんですよ。僕は趣味で一口馬主っていうのをやっているんですが、『JRA-VAN』なら2~3分後にはもうレースの結果がアップされるので、自分の持っている馬が走るレースを、出先でもどこでもすぐにチェックできるんですよ。


―――今、何頭の馬主なんですか?

SEAMO:僕は一口でいくと20頭ぐらいです。自分の馬の勇姿を見るのは本当に楽しみですよね。(アプリを見ながら)この前の天皇賞春は馬券とったんですけど、何番人気だったか、もちろん乗る騎手の情報も出ますし、馬のプロフィールや生産牧場、血統、成績までわかるようになっています。『JRA-VAN』は競馬ニュースやコラムもあって面白いですよ。

―――SEAMOさん、パチスロもやりますよね?

SEAMO:『777TOWN』気になりますね。お! 『北斗の拳』のスロットがある! 旧型もやれるじゃないですか! 映像がめちゃくちゃキレイですね。
70万台が売れた大ヒット機種なんですけど、このために何度、朝(店に)並んだことか(笑)。

このあと、新しい機種が数多く出たんですけど、これを越えるものは僕の中ではなくて。今はゲームセンターでしか打てないんですよ。(スゴ得コンテンツのラインナップを見ながら)『きせかえガンダム』って何ですか? ユニコーンもある! これいいじゃないですか! 待ち受けが替えられるんですよね? (実際に試して)お、できた! これはいいですね。

「あの著名人は、どんなアプリを使ってるの?」〜SEAMO編〜


―――普段きせかえは利用されますか?

SEAMO:使わないですね。でも、こうやってサービスの中に含まれていれば、ぜひ使ってみたいです。
『速報! 株式ニュース』というコンテンツもあるんですね。

―――はい! 本来であれば1,000円のアプリなのですが、スゴ得に加入すれば月額380円でご利用いただけるんですよ。SEAMOさんは株もやられるんですか?

SEAMO:どちらかというと塩漬けになっちゃっているものも多いですけどね(笑)。要するに株価が下がり過ぎちゃってどうしようもないやつがあったりして。そういう株を売って損失を確定させちゃうっていうのもありますね。ちょっと前に、寝かせていた株がアベノミクスで戻ったりしたみたいで、なんであのとき売っちゃったんだろう、みたいなこともありましたけど。

―――株はギャンブルに近いところもあるんですかね?

SEAMO:あると思いますね。僕は勝負事が好きなんでしょうね。でも余剰資金でやっているので、日々の生活費を削ってまでやるようなことはないです(笑)。

―――株の情報もスマホで仕入れますか?

SEAMO:めちゃくちゃ仕入れてますよ。株をやるようになると、経済情報や世界の情勢が気になってくるんです。アベノミクスは次何やってくれるんだよ? とか、外貨の動きであったり、ロシアとか海外情勢によって株価も変わってきますしね。

―――そういったことが歌詞に反映されることはありますか?

SEAMO:というか、そのものになっていることは多々あります。競馬の歌もありますし、『北斗の拳』に「無双転生」っていう奥義があるんですけど、それをもじった「無想転生」という曲でスロットについて書いたり。サラブレッドの歌も書きましたし、コロッケをネタにしたりね。

「あの著名人は、どんなアプリを使ってるの?」〜SEAMO編〜


基本は何でもネタにするタイプです。フックになるワードを見つけたら、その音の響きから歌詞に広げてみたり、常に(歌詞を書く)材料を探している感じですね。

―――SEAMOさんと言えば、老若男女楽しめるエンターテインメントなライヴが特徴ですが、その演出にも近いものがありますね。自分で身をもって体験するとなると大変ですけど、ネットだといろんな情報が探しやすいですよね。

そういえばSEAMOさんの曲に「コロッケファイヤー」という曲がありますが、コロッケをネタにされているアーティストはいましたか?(笑)

SEAMO:コロッケはいなかったです。検索したらコロッケの作り方が出てきました(笑)。

―――ちなみに、最近気になったワードはありますか?

SEAMO:「サンシャイン」という言葉が気になっていますね。今ヒットしているアナ雪(映画『アナと雪の女王』)の「Let It Go」もそうですけど、やっぱり音の響きが良いから耳に残るんだと思うんです。なるべくワードとしてパンチ力のある言葉をサビに持ってきて、そこから構築していくと。

一番押し出したいパンチラインとサビの落とし込みワードが決まっているので、今のやり方が実は作り方として合っているのかもしれませんね。

―――何でもネタにできるわけですもんね。

SEAMO:開き直ればそういうふうにできますし、誰ともかぶらなかったりもしますし。こんなネタで一曲書いたの?っていう。海外のアーティストにはそういう人が多いですよね。ワンシチュエーションていうか、ラブソングでも恋人が憎たらしいってことだけで一曲書いていたり。

「あの著名人は、どんなアプリを使ってるの?」〜SEAMO編〜


ラップだと言葉数が多いのでもうちょっと苦労するんですけど。一感情だけをあったかいうちにコンパイルするのが海外の人は上手いと思います。日本の流行歌の歌詞を見ると、純粋に良く出来てるなとは思いますけど、あまりピピッとこなくて。

でも、たとえばアヴリル(・ラヴィーン)の歌詞を見たりすると「この人すげーな、ぶち切れてんな」って思って気持ちいいですよね。昔は難しい表現を使おうとしてましたけど、二周り、三周りすると逆に言葉がどんどんシンプルになってきたりとか、単純にどうしたいこうしたいっていう一つの感情だけを歌詞にするほうがアーティストっぽいんじゃないかなって。今はそういう感じでピピッと来るワードを中心にして歌を作っていることが多いですね。

―――書いている曲の通りユニークだったSEAMOさん! 普段の生活がそのまま音楽に根差していているそうで、もしかしたら切ないラブソングも実体験な事がたくさんあるかもしれませんね! 今後SEAMOさんからどんな言葉やネタが出てくるか楽しみにしています! ありがとうございました。

今回ご紹介したアプリも使い放題の「スゴ得コンテンツ」では、ドコモスマートフォンやタブレットで毎月380円(税抜)を支払うと、ニュースも、乗換も、レシピも、約120種類という豊富なコンテンツが好きなだけ利用できるサービスです。

更に初回お申し込みから月額使用料が31日間無料!

今回、ご紹介したコンテンツも、すべて利用できちゃいます! 是非チェックしてみてくださいね。

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特集「あの著名人はどんなアプリを使ってるの?」(スマホ用サイト)

■SEAMO プロフィール
1995年より地元名古屋、東海地区を中心にシーモネーターとしてインディーズ活動を開始。2002年、ソニー・レコーズより米米クラブの「浪漫飛行」を大胆にサンプリングした「浪漫ストリーム」でメジャーデビュー。2005年、シーモネーターとしての活動はやりつくした……との思いから名前をSEAMOに改名し、3月にさだまさし氏の「関白宣言」を大胆にリメイクしたシングル『関白』でデビュー。

そして2006年、4月にリリースしたシングル『マタアイマショウ』が異例のロングヒットを記録し、年末には『紅白歌合戦』に出演を果たした。2008年1月には初の日本武道館公演を開催。エンターテインメントなステージが絶賛を浴びた。2007年より開催している自身が発起人の夏フェス【TOKAI SUMMIT】は今年8年目を迎える。