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脳に寄生虫だ! 火通し不十分のカエル肉が原因か=中国メディア

2014年12月5日 22時21分 (2014年12月9日 00時02分 更新)

10歳の男の子。何年か前から頭痛に悩み、ひどい場合には痙攣(けいれん)を起こす。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)

 10歳の男の子。何年か前から頭痛に悩み、ひどい場合には痙攣(けいれん)を起こす。広東薬学院附属第一医院(病院)で診察を受けたところ、脳内に長さ10センチメートルほどの寄生虫がいることが分かった。別の10歳の男の子の脳内からも、同じ種類の寄生虫が見つかった。いずれも、しっかりと火通しをしていないカエルの肉を食べて感染したとみられている。広州日報が伝えた。

 10歳の男の子2人の脳で見つかったのは、「芽殖孤虫」という寄生虫だった。本来はヒトを終宿主とはしておらず、人体内では成虫になれないため、幼虫のまま体内のあちこちを移動して、「幼虫移行症」と呼ばれる深刻な症状を起こす。

 「幼虫移行症」には、幼虫が眼球に侵入する「目幼虫移行症」、内蔵に侵入する「内蔵移行症」、皮膚下に侵入する「皮膚幼虫移行症」、などがあるが、芽殖孤虫の場合、脳に移動する場合がある。その他の内臓に移動する場合もある。

 結果として臓器や脳が破壊され、喀血、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛、胸痛、頭痛、脳障害などのさまざまな症状を起こす。

 芽殖孤虫は、成虫がいまだに発見されていない。最終宿主や中間宿主も分かっていないなど、謎の多い寄生虫だ。

 脳内に芽殖孤虫がいた男の子2人はいずれも過去に、火のよく通っていないカエル肉を食べたとみられている。専門家によると、蛇肉から感染する可能性もあるという。

 芽殖孤虫と近縁で、同じくカエルや蛇に寄生している場合があるマンソン裂頭条虫の場合には、不潔な生水と共にケンミジンコを飲み込んで感染するリスクもあると考えられている。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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