宇多田ヒカル、デビュー当時は“耳年増”。「ほぼ恋愛したことなかった」

20日放送の日本テレビ系「NEWS ZERO」で、シンガーソングライターの宇多田ヒカルが過去の歌詞作りについて語る場面があった。



デビュー当時の歌詞について聞かれた宇多田は「実は(歌詞を)書き終えた瞬間って自分でも100%意味分かってないっていうときも結構多くて」と、振り返る。

「14、5(歳)で書いた歌詞なんて、ほぼ恋愛したことなかったですよ」と明かした宇多田は、「恋愛っぽい設定をあえて自分で『こういう状況』っていうのを用意して、そこに最終的に沿っていくような感じで歌詞を書いていました」と語った。



宇多田は歌詞が生まれた経緯について「“耳年増”っていうか」と言い、テレビや小説で知った知識をベースに書いていたと説明する。また「自分にとってはそういうところから入ってくる情報ってのがいちばんリアルだったんですよね。ひとりっ子で子どものころから『その世界がすべて』みたいな感じで遊んでたんで、それが非常にパーソナルでリアルで、いちばんずっと一緒にあるものという感じだったんで、あんまりそこの区別がなかったんだと思います」と語った。



活動休止前と現在の音楽活動を比較して、いちばん変わった部分は歌詞だと語る宇多田は、その原因について「6年間に色んなこともあったし、色んな変化があったり開けたり、色々な人に思いをもっと馳せることができる変化が本当大きかったんですけど」と語っていた。