元人気アイドルが芸能界から“消えた”理由を赤裸々暴露。「『ナイフを持ってるから動くな』って」

25日放送のフジテレビ系「キテレツ人生!なんでこうなった!?」で元アイドルの本田理沙が、26歳で芸能界を引退した理由について語った。



本田は、1986年夏に大塚製薬が主催したオーディション「第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト」の全国大会に出場後に芸能事務所のフロム・ファーストプロダクションからスカウトされて芸能界に入る。



1988年にアイドル歌手デビューし、同期デビューには今でも芸能界で活動する高岡早紀、西田ひかるらがいる。「写真集の女王」と呼ばれ、ドラマ出演など活躍した本田だったが、26歳のときに突然引退。番組では現在、大分県・中津市に暮らしている本田を直撃した。



VTRで本田は芸能界引退の直接的な原因を「実際はストーカー。今で言うストーカー被害じゃないけれども、そういうのでメンタルをやられてたというのが事実ですね」と告白する。



本田は当時の被害について「家に帰るときにエレベーターに乗ったら、後ろから羽交い絞めみたいなことがあって、すごい怖かったんですよ」と話す。

その男性は「『ナイフを持ってるから動くな』って言われて、上着をめくられてグワッって触られた」とのこと。幸い「ナイフ持ってるから『もう死ぬ。刺されて終わり』」と思った直後に、偶然同じマンションの住民がエレベーターを止めて、ドアが開いたことで大事には至らなかったそうだ。



本田のストーカー被害はこれだけで終わらず、夜10時頃に、疲れてテレビをつけたまま見ていたところ室内から物音がしたそうで、音がした部屋を見ると人影があったそう。そのときは「『いやー!』ってなって、ベランダに走って逃げたんですよ」とのことで、周囲の人が気づいてくれて、助かったらしい。



しかし、心理的なダメージは強く「未だに色々怖いですもん。

ピンポン(の呼び鈴)出れないですもん。あと、電話とか…、エレベーターもそうだし」と現在も恐怖を感じる状況が続いていると明かした。



ファンの過激な行動で病んでしまった本田は「すがるように結婚で引退みたいな感じですかね」と引退理由について説明した。番組の取材班が「芸能界への未練」を質問したところ、本田は「その場でできるような環境が揃ったらやりたいなーとは思いますね」と答え、表舞台への復帰願望を否定しなかった。そんな本田は現在、地元のラジオ放送でパーソナリティをしていると紹介されていた。