草刈正雄の娘・紅蘭が昨年亡くなった弟について思い明かす。「もう草刈家崩れるなと」

27日放送の日本テレビ系「チカラウタ」で、草刈正雄の長女でダンサーの紅蘭が、昨年亡くなった弟の歌を紹介した。



番組にゲストとして登場した紅蘭は、父親である草刈が俳優ではなく歌手になりたかった夢があったというエピソードを紹介。

そのため家には常にブラックミュージックなどが流れていたというエピソードを語った。その影響を受けて、音楽の道に進んだのが紅蘭の弟だったとのことで、羽鳥慎一アナウンサーにどんな弟だったのか聞かれた紅蘭は「とにかくぶっ飛んでました」と評した。



紅蘭の弟はニューヨークにラップの修行に行っていたとのこと。その後、地元の仲間と「KANDYTOWN」というグループを結成しメジャーデビューを目指して活動したが、弟は昨年マンションから転落するという事故で亡くなってしまったという。



当時の様子を紅蘭は「前触れとかもなかったんですけど、亡くなったって連絡聞いてその日はがっつり(気持ちが)落ちますよ。でも父と母を見ていると、自分が気持ちのモチベーションを切り替えないと、もう草刈家崩れるなと思った」と振り返る。



今月にメジャーデビューアルバムを発売したKANDYTOWNだが、弟は既に亡くなった後で、レコーディングには参加できなかったと明かされた。しかし過去の音源を編集して、アルバムには弟の声が入っているそうで、紅蘭はその曲「R.T.N」を「(聴くと)ちょっとくじけそうなときとかも『お姉ちゃんしっかりしなきゃ』と思いますね」と、自身のチカラウタとして紹介した。



曲を紹介した後、紅蘭は弟が亡くなった直後は両親が弟にちなんだ曲や、弟とよく聞いたソウルミュージックなどを聴けなかったと明かした。今では逆に聴くようになったそうで、「『あの時ああしていたよね』っていう思い出話で、いい思い出を話せるようになったので、ちょっと落ち着いたのかなと思います」と現状について語った。