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食費が40万円も浮くコツ『家メシ道場~1食100円でかんたんごはん』

2012年4月19日 11時00分

ライター情報:オグマナオト

『家メシ道場~1食100円でかんたんごはん』(給食系男子著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
表紙の挿絵は、今年のマンガ大賞第2位『大東京トイボックス』のうめ先生。ちなみに主に原作を担当する方の小沢高広さんは給食系男子の一人。コラムニストの石原壮一郎さん(こちらも給食系男子)の「大人の自炊力検定」付き。

東京近郊の一人暮らし・20代男性の1ヵ月の食事代、約4万3000円也。

えーーー。家計簿なんかつけてないから気づかなかったけど、そんなに毎月払ってたの? 道理で貯金が増えなかった訳だ、お腹は減る一方なのにさ。そんな気づきを与えてくれたのが今回紹介するレシピ本『家メシ道場~1食100円でかんたんごはん』だ。
上記の金額を1日で割ると約1428円。確かに外食頼みだとそのくらいの金額はすぐ行ってしまう。そこで「自炊」ですよ。1食100円程度の予算で自炊をすれば、食費を年間で約40万円減らせるのだ……という錬金術を実現するための調理の工夫がこの一冊にまとめられていて、この春一人暮らしデビューの大学生や新社会人で、はじめてレシピ本を買おうと思っている男子にこそちょうどいい。
100円メニューといってもそこは男の子向け。丼ものやお肉をつかったメニューもちゃんと充実している。かといって「男の料理だ、ガツン!」みたいなボリューム&豪快一辺倒ではない。むしろ、少ない金額でもバランス良く食事が出来るように考えられていて、普段ちょっとは料理をする自分からしてみてもとても使いやすいのだ。
その使いやすさのポイントは一冊を通して貫かれる、料理に臨む姿勢の「さじ加減の良さ」だ。男らしく、いい意味での「割り切り」がうかがえる。

■調理行程はサクッと3ステップ!
全てのメニューが「3ステップ」以内の行程でまとめられている。逆に言うと、3ステップで作れる料理初心者向けのメニューが満載ということ。“鍋ひとつ”でできるレシピがまとめられている上に、丼ものや麺類だけじゃなく、麻婆豆腐定食だったり照り焼きチキン御膳といった“定食メニュー”も充実。定食だって3ステップで、しかも全部100円前後ってありがたい。

■凝った食材不要。単品材料で攻めろ!
キャベツだけ! ジャガイモだけ! 鶏肉だけ! といった1点突破もの。もしくは、ジャガイモとひき肉だけ! 豚肉とネギだけ! といった具合に、米や麺といった主食と調味料を除けば2つの食材だけで作れてしまうレシピばかり。そう、レシピ本って材料が細かければ細かいほど「アレもない、コレもない」となって、そこで挫折してしまうんですよね。下手に凝った食材やハーブなんかの香辛料も一切なし。近所のスーパーで確実に手に入る食材だけ! というその割り切り感、気持ちいいです。

■お一人様だから当然<1人分>表記
この本に出てくる料理の分量は全て<1人分>。

関連写真

さっそくいくつか作ってみたよ。<br />「豚スタミナ丼」「納豆キムチうどん」(...

ライター情報

オグマナオト

福島県出身フリーライター。エキレビ!ではスポーツネタを中心に追いかけています。また“文化系スポーツライター”として野球専門誌でのコラム執筆やJ:COMプロ野球サイトで小説風コラム『プロ野球・同級生物語』を連載中。webマガジン幻冬舎『お前の目玉は節穴か』では実況アナウンサーへのインタビュー連載を担当。ほか、雑誌やWEB媒体で人物インタビューを取材・構成したり、長寿漫画を読み漁ったり、食べ物を食べまくったり、全国の風車を見まくったりしております。

ツイッター/@oguman1977

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