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ファミ通は変わってしまった。いったい何が起きたのか

2012年9月11日 11時00分

ライター情報:たまごまご

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今週のファミ通がなんだかいつもと違う……平とじに、らしくない表紙。1994年のファミコン通信と2012年9月20日号の表紙を並べてみました。ファミ通の歴史は、ゲームや印刷業界の歴史にそって形を変えています。どこが変わったのか?どこが変わっていないのか?

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先週号のファミ通(2012年9月20日号)は探すのに苦労しました。
だってね、背表紙がある、つまり本の角で頭殴れるような平とじになってるんだもん
ファミ通といえば、当初からホッチキス2つの中綴じのイメージが強い。
加えてファミ通の表紙って昔から、グラビアアイドルか、ゲームのキャラか、松下進のアメコミ調のイラストかどれかであることが多いのに、今回はカプコンの新作カットずらっと並べているだけなので、お馴染みの「ファミ通臭」がしない!
な、何が起きたんだ……。

ファミ通の平とじ自体は何度かありました。
雑誌内で『いい電子』を描き続けているみずしな孝之も「5号連続の平とじ増ページ期間も終了、通常営業に戻りました」と2006年に書いています。その後も平とじファミ通は、ページが多い場合発刊されます。
しかし、平とじだと作家さんの締め切り2日早くなるんですね。

じゃあ今回もページ数増えたから平とじなんだねー、と思ってここしばらくのページ数を見たら。
252ページ→平とじ(今号)
269ページ、258ページ→中とじ
???
うーん、基準がよくわかりません。

ここで、20世紀のファミ通(1995年までは「ファミコン通信」)と、21世紀のファミ通を比べて、変わったところ、変わってないところを挙げてみようと思います。
ファミ通の変化をみると、時代の変化が見えてくるのです。

●変わったところ●
・ゲームの新作情報中心になった
90年代に入る前までの「ファミコン通信」の頃は、そもそもハードの数が多くはなく、一週間に発売されるゲーム本数もそれほどでもありませんでした。なのでどんなに頑張っても新作情報量は限られてきます。
しかし今では載せきれないほどのゲームが発売されます。最近はアプリやソーシャルゲーム最新作まで載るように。
そりゃー、150ページだったページ数も、250ページ超えになるってもんです。
今でも攻略法などは、マリオやパワプロなど載っていますが、基本「新作情報」「インタビュー」「新作カット」がメイン。「ファミコン通信」時代は紹介も多いけど「紹介という名の攻略記事」が多かった、というのは大きな変化点。
新作ゲームカットも、今はキャラ立ち絵やゲーム内グラフィック切り出し絵を載せることが多くなりました。昔は画面キャプチャがメインだったので、紙面レイアウトは全く別物。
加えて、子供向け任天堂情報は「ファミ通DS+Wii」に移したり、360洋ゲー情報は「ファミ通Xbox360」が扱うなど細分化が激しくなっています。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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