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ウルトラマンに息子がいた! ハヤタ隊員のその後の人生は? コミック『ULTRAMAN』

2012年9月18日 11時00分 ライター情報:たまごまご
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『ULTRAMAN』清水栄一・下口智裕/小学館
ウルトラマンに息子がいた! ハヤタ隊員は歳を取り、その息子には一体化していた時の「因子」が残っていたため、彼は狙われ、戦わねばいけなくなる……。日本トップクラスのヒーローを、アメコミ調のノリで描いた『ULTRAMAN』。新時代のヒーローの誕生

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ウルトラマンの息子!
そんなこと言われて心ときめかないわけないじゃない! 
なにそれ早く見せなさいよ!
やっぱりウルトラの父とか母とかみたいなノリのウルトラの息子なの?

清水栄一・下口智裕の『ULTRAMAN』は、ウルトラマンの息子を主人公にした全く新しい物語。
と言っても、想像していたウルトラの母的なものではありません。
あまりにも生々しくて、実際にありそうな物語でした。

初代「ウルトラマン」、今でも大人から子供までファンがいっぱい。
M78星雲からやってきた宇宙人が、科学特捜隊のハヤタ隊員と同化し、戦う物語です。
その事自体は最終回でも誰も知らず、宇宙人や怪獣が地球を襲ってきた時に巨大な姿に変身し戦います。
日本を代表する超有名ヒーロー。リアルタイムで見ていない人も、一度は目にしたことがあるでしょう。

物語は、光の巨人ウルトラマンが故郷に帰り、同化していた人間ハヤタ隊員が数十年たったところから始まります。
ハヤタ隊員、すっかりおじさんなんですよ。
これは正直ニヤっとしました。良い感じのおじさんなんです。だよねー、光の巨人離れたら普通に年取るよね。
今ではハヤタ・シン防衛大臣になっています。
彼には息子がいます。名前は進次郎。ハヤタ・シンが歳いってから生まれた少年です。
ただ一つ大きな問題が。ウルトラマンであった時の記憶を一切彼は失っています。

進次郎クン、3階から落下しても怪我一つしません。
ハヤタ・シンも誰にも言わないけれども、鉄なんて簡単に曲げるくらいの怪力の持ち主。年老いているのに。
これはなんだ? どうしてこうなる? わからない!
ハヤタは苦しみの末、思い出してしまいます。
「俺がウルトラマンだった……」
それから12年。進次郎も高校生になり、ハヤタもおじいさんになります。
進次郎は気づきだします、自分には異常な身体能力がある。

この作品には光の巨人、誰もがよく知るサイズのウルトラマンは出て来ません。
だから正確には「ウルトラマンの息子」ではなく「ウルトラマンだったハヤタ・シンの息子」の物語です。
光の巨人ウルトラマンと同化したことで、ハヤタと進次郎にウルトラマンの因子が残っている、っていうのが問題になってきます。
これがハヤタ・シンと進次郎に超人的な身体能力を与えます。怪力、超跳躍、高速ダッシュ。便利!
けれどもあくまでも「因子」いわば「かけら」。
ウルトラマン「だった」けれども、ウルトラマンに変身できるわけじゃない。
なぐられれば怪我をしますし、血も出ます。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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