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モテるためには着ていません、ロリータ服は装甲。声優・上坂すみれの戦い

2013年5月23日 11時00分

ライター情報:たまごまご

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周りに媚びない、ロリータで装甲して趣味を楽しむ、そんな学者のようなオタクの楽しさを掲げた声優上坂すみれ。マイペース型女性誌のspoon.が彼女と出会い、大きく動き始めています。カオスなCDシングル『7つの海よりキミの海』も、ジャケットやイラスト含め、彼女の好きなものが詰まったおもちゃ箱、小さな中野ブロードウェイになっています。

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雑誌『spoon.』といえば、00年代の森ガールとか文化女子系の、カルチャーマガジンだと思っていました。。
spoon. Magazine
ところが、知人と話していたら「spoon.ってアニメ雑誌でしょ?」と言われてひっくり返りました。
そういう認識にもうなったのね?!

spoon.自体はファッションやカルチャーの本なのはいまもかわりません。
2013年6月号も、アンジェリックプリティのコレクションが載っています。
あくまでも今も「スタイルのある女性のための情報セレクトマガジン」です。

でも今書店に行くと数多く並んでいるのは、アニメ表紙の方のspoon.。これは確かに勘違いされてもしかたない。
これを見ていく時にキーワードになるのは、上坂すみれという声優と、ロリータの2つです。

現在spoon.は細分化されています。
spoon.本誌→自らのスタイルを貫く女性の情報雑誌。女性誌棚にある。
別冊spoon.→アニメや音楽カルチャー寄りの写真多めな情報誌。
別冊spoon.2Di→完全にアニメ特化にした情報・インタビュー誌。アニメ表紙でアニメ棚にある。
別冊spoon.Cloud_G→二次元のガールおよび二次元と精通しているガール、クラウドガールの魅力を特集する雑誌

多いですね。下3つ(内2つは「別冊」のシリーズ扱い)がアニメ寄りで扱っている店も多く、「spoon.はアニメ雑誌」という印象が強くなってきています。
以前から確かにハチクロなどの特集もあり、さりげなくアニメ寄りの記事はチョイだししていました。
おそらく大きな転機になったのは、本誌で「けいおん!」映画版を特集したころだと思います。
限りなく女性誌としての視点を大切にしながら、大々的にけいおん!のアニメに触れ、表紙も描きおろしなのは、衝撃でした。
それ以降今も、特に京都アニメーション作品とのつながりが深く、2Diシリーズは独自の女性誌視点でインタビューをする、変わった雑誌になりました。

バラバラにわかれたspoon.ですが、、いずれも最終的には「スタイルのある女性のための情報セレクトマガジン」になっているのが興味深いところ。
その旗印になっているのが、声優上坂すみれの存在です。

ロリータファッションブランド「BABY.THE STARS SHINE BRIGHT」を私服として身を包み、ソ連の文化をこよなく愛し、ミリタリーを熱く語り、昭和カルチャーのマシンガントークをする。
初めて見る人からしたら「なんじゃこりゃ!?」という混沌とした存在。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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