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「艦これ」開発チームの原点。自衛隊解説本『りくかいくう。』

2013年9月11日 11時00分

ライター情報:たまごまご

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「艦隊これくしょん」スタッフが作った、原点とも言える自衛隊読本『りくかいくう。』。同人誌ならではの好きなものを盛り込んだ内容で、写真もイラストも満載。自衛隊に興味がある人も、艦これ好きも、要チェック!

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陸・海・空!
自衛隊のポスターでお馴染みのフレーズ。岡山だと公式で陸海空を美少女キャラでアピールしてたりしますね。すごい時代ね。

さて、実際の自衛隊の様子と使われている戦車・護衛艦・空自機を紹介した本『りくかいくう。』が発売されました。
で、この本を作っているのは、C2機関という、今話題の『艦隊これくしょん』(以下艦これ)の開発スタッフです。
「艦これ」と「りくかいくう。」は密接につながっているので、ちょっと説明します。

艦これは未だにパンク状態の、超弩級コンテンツになっています。特にデイリーアクティブユーザー数(毎日遊んでいる人の数)が、他のオンラインゲームと比較してもとても多い。
コンプティーク10月号では艦これ特集の小冊子がついているのですが、これがものっすごい評判になってしまったため、どこに行っても完売状態。
ゲーム本体もパンクしているのに、雑誌までパンクとは! 旧日本軍の物品不足みたいだ!

そんなことになろうと思いもしなかったであろう開発スタッフは、今ひいひいなわけです。その開発スタッフが、C2機関。創作同人サークルでした。
食べ物とミリタリーについての写真入りカラー同人誌をかなり前から作り続けている、知る人ぞ知る有名サークル。今年の夏コミケでは『艦これスタッフ本 提督の夏休み』という本を出し、これが爆発的に売れてまたパンクしたので、名前だけ聞いたことある人も多いかもしれません。ぼくもまだ手に入っていません早く欲しい。

2010年に『ちんじゅふ。』という同人誌を発行。これはこの本には収録されていません。
舞鶴鎮守府と呉鎮守府の史跡探訪本です。
これを聞いて艦これユーザーならピンとくるはず。艦これのサーバー名は「横須賀鎮守府」「呉鎮守府」などの名前がついています。
この同人誌取材がきっかけで、「艦これ」制作がスタートします。実はVol.1で、Vol.2は横須賀鎮守府予定らしいのですが、今サーバーが海の男の艦隊勤務状態なので身動き取れないとのこと。

そして、2011年から自衛隊調査をしたシリーズが制作されます。
陸上自衛隊の富士総合火力演習観戦読本『そうかえん。』
海上自衛隊の観艦式解説本『かんかんしき。』
航空自衛隊の先進技術解説本『くうじき。』
この3冊が一冊にまとめられて、商業ベースに乗るようになったのがこの『りくかいくう。』です。
この流れ見ると、「艦これ」スタッフがどんだけ軍事に興味と愛情を注いでいるのか、大いによくわかりますよ。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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