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死んだあと、自分のブログやSNSはいいようにされっぱなしなのか

2016年1月18日 09時50分 ライター情報:たまごまご
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古田雄介『故人サイト』
死んだ人がインターネット上に残していったブログやSNSをまとめた本だ。

ある男性は、職場でのストレスに耐え切れず、自分の職業と本名、恨みを持った同僚や上司の名前をTwitterに記載して、自殺した。
ある女性は、肺がんと闘う自撮り動画をYouTubeに投稿し続けた。彼女はアイドルだった。入院してから21歳で死ぬ前日まで、動画をアップし続けた。

守られたサイト、守られなかったサイト


死亡後、ブログ、ホームページ、SNSは、ネットの中に完全に放置されてしまう。

有名人の場合は、モニュメントとして大切にされることもまれにある。
たとえば2008年12月に亡くなった飯島愛。彼女が亡くなった後、ブログには数多くのファンが訪れ、コメント欄に追悼の言葉を書き込み続けた。
アニメーション監督の今敏。46歳で亡くなったとき、死の翌日、自らのサイトに「さようなら」というタイトルでエッセイをアップした。生前に書いて、スタッフに託したものだった。

大多数の個人サイトやSNSは、放置状態になってしまう。

宮城県三陸町の職員は、東日本大震災で亡くなった。彼女のブログは多くの人の追悼のコメントで埋まった。ところがアクセス数が多かったためスパム業者の標的になり、自動書き込みが目立つようになってしまった。
交通事故で死亡した高校生のTwitter。所属高校名をプロフィール欄に書き、飲酒や喫煙の写真を幾度か載せていたため、「こんな奴死んでも文句言えないよなwww」など、叩く声でリプライが荒れた。
交際相手に殺されたキャバ嬢のTwitterは、死ぬ2時間後まで元気な書き込みがされていた。突然の死の後、アカウントはスパム業者にのっとられ、宣伝ツイートを延々垂れ流すbotになってしまった。

自分の死後、サイトはどうすればいい?


二つのことが頭に浮かぶ。
・自分が死んだら、どうすればいいのか。
・周りの人が死んだら、どうすればいいのか。

ブログやTwitterに「明日死んだらどうしよう」なんて考えて書く人はほとんどいない。
でも誰だって、明日事故にあって突然死ぬ可能性はある。

結論からいうと、荒らしを完全に防ぐのは、不可能だ。
家が廃墟になった後、管理なしできれいなままにするのが不可能なのと同じ。
インターネット空間に放置されたサイトは消えないまま、第三者や悪意のあるプログラムによって、踏み荒らされてしまう。

一番いいのは家族や友人が閉鎖することだろう(基本的にはIDとパスワードを他者が入力するのは利用規約違反だが、現在死亡時の代理アクセスは、ほとんどの場合黙認)。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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