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金八の腐ったみかん、加藤登場に騒然「まれ」29話

2015年5月2日 10時50分 ライター情報:木俣冬

NHK連続テレビ小説「まれ」オリジナルサウンドトラック/ソニー・ミュージックレコーズ

5月のはじまり、1日(金)放送の朝ドラ「まれ」(NHK月〜土 朝8時〜)第29話のハイライトは、プールで裸のつきあいをする3人のおっさんたち。

「私は貝に賭けたい」と夢を追う駄目男・徹(大泉洋)に、輪島市の塗師屋業界をかき回す経営コンサルタント・安西(六角精児)が引き合わせたあやしい人物を演じた俳優は直江喜一。
彼が80年代に演じた、「3年B組金八先生」第2シリーズの不良中学生加藤役は、中島みゆきの歌「世情」と共に鮮烈でしたから、「まれ」オンエア後、加藤が出ている! とたちまち話題沸騰に。

直江さんのことをネットで調べたら、Twitterアカウントを発見しました。そのプロフィールには「松井建設(株)北陸支店一級建築施工管理技士」とあります。Twitterは昨年から更新されていず「まれ」のことも書いてないですが、昨年の11月にはNHK「SONGS」中島みゆき特集に出る、というお知らせが書いてあり、NHKとの関係性があるのを感じさせます。
「まれ」とは「北陸」つながりでしょうか、それともこの、前作「マッサン」のテーマ曲担当の「中島みゆき」つながりでしょうか。

それにしても、ジャグジーにつかって悪だくみする3人の、時代劇の悪代官みたいな「おぬしも悪よのう」感はいいですが、なぜ裸? 
昨今、ドラマではなぜか男性が裸になることがよくありますが、この3人の裸に需要があるとは思えないのに、なぜ?
元治(田中泯)の労働で鍛えられた身体に比べて、ぷよっとした徹や安西の身体が、それぞれの夢の差異を物語るようでもありますし、プールという人工的なロケーションは、海、空が開放的な「まれ」世界のなかではげしく違和感があり、これもまた、虚業の夢を抱く徹たちと、地に足をつけた夢をコツコツ行う希(土屋太鳳)たちとを分断します。
そういう意味でいいロケーション。
希がキミ子(根岸季衣)に、弥太郎(中村敦夫)の弱点を教えてと頼む場面の階段と踊り場など、「まれ」は面白いロケ場所を探してくるなあ。いいなあ。
神社は、5話に続いて、またしても雨やどりの場になっているし。

余談ですが、その神社で、藍子(常盤貴子)が「あの人(徹)に 浮気できる訳ないがは分かっとるさけ。」と自信満々だったのは、女としての自信でしょうか、気になります。

徹、浮気よりも、実印渡しちゃうのはかなりやばい〜〜と30話に引っ張ります。これまでの傾向ですと、何かあっても次の回になるとすぐ解決してしまうのですが、この問題も、第5週の最終日5月2日(土)30話で結果出ちゃうでしょうか。

ライター情報

木俣冬

著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『リッチマン、プアウーマン』『デート~恋とはどんなものかしら~』

URL:Twitter:@kamitonami

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