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新「ルパン三世」1話「このクオリティのままで24話大丈夫?」心配の声があがるほどの大絶賛

2015年10月8日 11時00分

ライター情報:大山くまお

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ついに30年ぶりのテレビシリーズ新作『ルパン三世』の放送が始まった。30年といえば、昨日現役最終登板を行った中日ドラゴンズの山本昌投手がプロ入りしてから引退するまでの時間に相当する。山本昌投手、お疲れ様でした!

さて、放送前から完成度の高いOP映像が公開されており、ファンの期待もいやがおうにも高まっていた『ルパン三世』だが、第1話「ルパン三世の結婚」は期待にたがわぬ出来栄え。放送開始直後からTwitterなどには視聴者による絶賛の声があふれかえった。
原作:モンキー・パンチ(C)TMS

前回の記事で予測したとおり、とにかく絵がよく動く。ルパンの新たな小道具、ワイヤー付き腕時計を使った立体機動装置ばりのアクション(BGMは「サンバ・テンペラード」!)まで披露してみせた。

ほかにもピョーンと飛び上がってパンツ一丁になる“ルパンダイブ”などのお約束や、ルパンと次元が並んで走る動き、ルパンのカクっと首を前に垂らす仕草などの細かな部分もバッチリ再現。「目をつぶっていてもルパンが描ける、“ミスタールパン”みたいな人たち」(浄園祐プロデューサー)をスタッフとして擁するテレコム・アニメーションフィルムならではの仕事だろう。

また、「そいつは偽物です!」というくだりや、ワイヤーが絡んだ木の根っこが抜けて落ちてくる『ルパン三世 カリオストロの城』へのオマージュもアリ。ルパン名物の「♪ルパンザサー」というアイキャッチもうれしい。

ファンからは「このクオリティのままで24話大丈夫?」「作画を維持できるの?」と心配する声まであがっていたが、浄園プロデューサーによると、すでに24話分の映像は完成しており、あとはアフレコするだけの状態になっているとのこと。心配はご無用というわけだ。

物語の舞台は、イタリア半島にある小国サンマリノ共和国。そこで執り行われるのは、なんとルパン三世の結婚式! 
原作:モンキー・パンチ(C)TMS

ルパンのお相手はサンマリノの名家の令嬢にして、イタリア屈指の財閥を率いる若き会長、そして世間を騒がし続けるゴシップクイーン、レベッカ・ロッセリーニ。性格は破天荒にしてワガママ。そんなレベッカにルパンが一目ぼれして、トントン拍子で結婚に至ったのだ。

だが、ルパンには本当の目的があった。レベッカと結婚した真の目的、それはロッセリーニ家に伝わる秘宝「リベルタスの王冠」を盗むこと。ルパンの結婚を真剣に祝福した五右衛門が悔しがるところがカワイイ。

首尾よく計画を進めるルパン。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

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