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「怪盗山猫」4話。荒れる亀梨は毒舌な水戸黄門か

2016年2月13日 10時00分

ライター情報:柚月裕実

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「ホトケ作って魂入れず、現金入れたってわけか……最高だなぁ!!」

棚を倒してかごを投げ、部屋を荒らしていく。仏壇を倒したら大量の札束が出てきた。いつもに増して荒れていた山猫(亀梨和也)。

刑事から発信器をしかけられ盗聴されているかと思えば、それを上手く利用して警察の目を欺く。複数の物語がハイスピードで展開していく『怪盗山猫』(日本テレビ系/毎週土曜よる9時)4話。
細田の事件と山猫が関連しているとにらむ豪腕刑事、犬井(池内博之)登場。回を追うごとに登場人物が増えて豪華になっていくところも面白い。
『怪盗探偵山猫 鼠たちの宴』

真実は望み通りとは限らない「怪盗山猫」4話


「あんたがやらないなら、あたし一人でやるから」
チーム山猫の一員になってからというもの、たくましく成長する真央(広瀬すず)。1話で殺された細田(塚地武雅)の謎を追求しようと立ち上がった。

「真実が必ずしもおまえが望んでいるものとは限らない」
細田の母・芳子(市毛良枝)に会いに行った真央に、山猫が忠告した。

芳子は認知症で、家も工場も所有する山も騙されて奪われた……はずだったが違った。昔から銃の密造工場だったことを知った上で、口止め料として三千万を受け取っていた。認知症もウソ。息子にすらウソをついていた。
「俺より金に汚い人間がいたとはねぇ」山猫も驚くズルさ。

芳子を疑うことなく同情していた真央が健気だった。天才ハッカーとはいえ、まだ高校生。勝村(成宮寛貴)から「もっと仲間を信じてもいいんじゃない」と言われても、自分の親にも裏切られた上にこれじゃ無理がある。

傷に塩を塗るように現実をつきつける山猫


どんな状況でも子どもに愛情を注ぐのが親と思いがちだけど、親も一人の人間。気弱に見えた細田も、実は家に引きこもって母親に暴力を振るっていた。芳子は息子に怯えながら生活していたのだ。見たものが全てじゃないんだ……。

「アイツが死んだって聞いてどう思った。ほっとした?これでもう会わなくて済むってほっとしたんだろ? ずーっと苦しかったんだもんな。だから金を手に入れて自由になりたかった、人生やりなおしたかった、幸せになりたかった」
傷に塩を塗るように問いかける山猫。向き合いたくない現実や、本当の気持ちから逃げようとするのを許さない。耳が痛い。毒舌な現代版水戸黄門といったところか……。

「元はと言えば誰が悪い?子どもだよ、ここまで追いつめた細田が悪いんだよ」
芳子と真央に訴えた。
「親なら何をやっても愛してくれる、どんなことも理解してくれる、そんなのただの幻想なんだよ、子どもが都合良く解釈してるだけなんだよ!」

親孝行したいときに親はなし、ならぬ自分が生きていられなかった細田。

ライター情報

柚月裕実

Web編集/ライター。ジャニヲタ。アイドルがサングラスを外しただけでも泣く涙腺ゆるめな30代。主にKAT-TUNとNEWSですが、もはや事務所担。

URL:Twitter:@hiromin2013

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