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視聴率上昇、録画予約1位「ごめん、愛してる」長瀬智也の兄貴感を堪能しながら、ツッコミたい

2017年7月23日 14時00分 ライター情報:大山くまお
「男と女、母と息子、愛を求める人々の善と悪が交錯し、それぞれの運命が動き出す」――。

長瀬智也主演の日曜劇場『ごめん、愛してる』原作DVD)。先週放送された第2回はじわりと視聴率が上がって10.0%。『TVガイド』誌の「録画予約ランキング」では全番組中ぶっちぎりで1位を獲得しており(『ごめ愛』が100ポイント、2位の『アメトーーク!』は54.4ポイント)、まだまだ伸びしろがありそうだ。
「ごめん、愛してる」原作DVD/エイベックス・ピクチャーズ

価値の高い命と価値の低い命


やべきょうすけ、最低! 合田雅吏、イヤなやつ! そしてどっちの窮地も救う長瀬智也の圧倒的な兄貴感……。そして長瀬の兄貴感が物語を動かしていく。

第1話で自分を生んだ母親・麗子(大竹しのぶ)を探し当て、念願の再会を果たした律(長瀬智也)だったが、麗子は無慈悲に律を追い返す。

「ありがとう、生まれてきてくれて。あなたは私の宝物よ」

サトル(坂口健太郎)の誕生パーティーでの麗子の言葉だ。そのとき、律は外で雨に打たれていた。生まれたことが祝福される者と、生まれたことが祝福されない者の対比である。

それでも麗子邸にやってくる律に、凜華(吉岡里帆)はサトルの運転手の仕事を斡旋する。韓国での恩を感じてのことだ。当然ながら麗子に追い返されるのだが、凜華の独断で運転手として仕事をしてもらった矢先、塔子(大西礼芳)をめぐって合田雅吏と揉めて湖に飛び込んだサトル(心臓に病気あり)を律が見事に助け上げる。

律の兄貴感にペクランと同じくサトルはメロメロ。麗子も溺愛する息子を助けてくれたお礼に律を雇うことにする。それもサトルのボディガードとしてだ。韓国でペクランを守ろうとして銃弾を浴びた律のことを、ある意味見抜いた麗子の慧眼である。しかし、次の言葉はひどい。

「世の中には、価値の高い命がある。サトルは私の宝物よ。そして、世界の宝でもある」

無言で聞いている律の顔に「マジか」という文字が浮かぶ。「価値の高い命がある」の後に続くのは「価値の低い命もある」という言葉だ。麗子は自分が生んだ2人の子を知らず知らずのうちに「価値の高い命」と「価値の低い命」に分けて、本人に宣告してしまっているのだ。これは切ない。そして、金を払って「あなたにとってもいい話」と微笑む麗子。血を分けた子の命を金で買い叩こうとしている。律が言葉を失う気持ちもよくわかる。

吉岡里帆をおんぶしたまま立ちションする長瀬智也!


第2話は衝撃のラストシーンが待っていた。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

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