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お米からできた日本酒に合わない食材などない。秋の試飲イベントで究極の食中酒を堪能

2011年9月30日 11時00分

平成21年大阪秋の吟醸酒を味わう会の会場にて。最近は飲むのに夢中で会場の写真を全然撮っていません……

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10月1日は何の日かご存じでしょうか? トンカツの日? 日本茶の日? 天一(天下一品)の日? 実は、10月1日は日本酒の日でもあるのです。

そもそもお酒という字は、「酉」(とり)からきています。十二支で言うと「酉」は10番目。そう、10月を意味しています。さらには、昔は10月1日を日本酒の醸造年度が切り替わる日としていたので、10月1日は日本酒の日なのです。

と、ここでいきなり酒造年度と言われてもよくわからない方も多いと思いますので簡単に説明しましょう。よくワインで○年物とか言いますよね? ワインと同じように、日本酒にも造られた年を表す酒造年度というものがあるのです。

例えば平成22年度に作られたお酒は22BY(BY:Brewery Year、直訳すると醸造年度という意味)と言います。日本酒は冬から春にかけて新年をまたいで造られるので、そのまま平成何年ものと言ったのでは、果たしていつ造られたものなのかが正確にわかりづらいので、この酒造年度を使って何年に造られたものなのかを表しているのです。

ちなみに現在、というか昭和40年以降は酒造年度の切り替わる日は7月1日となっていて、すでに23BYは造り始められていたりもしますが、10月1日が日本酒の日であることには代わりはありません。

さて、日本酒のお話です。
最近の日本酒は本当にすばらしい味わいなのをご存知でしょうか?

なんとなく日本酒というと、オヤジが飲むお酒とか、ベタベタ感じがするとか、悪酔いするとかマイナスのイメージを持っている方もいるんじゃないかと思います。かくいう筆者も、都内に出るために利用していた電車がかなり遠くまで行くため、割と夜は日本酒のワンカップを持った方が電車内で飲酒していることが多かったので、あまりいいイメージを持っていなかったのでした。

でも、それらは古いイメージにすぎません。日本酒は変わってきているのです!

例えば最近よく飲まれている日本酒の種類に「吟醸酒」というものがあります。これは、日本酒を造る際に使うお米を通常よりも多く削った日本酒です。実はお米の雑味(これが旨味にもなるのですが)は外側にあるので、削れば削るほど雑味のない、きれいなお酒になるのです。

そうやって造られた吟醸酒はフルーティーで香り高く、上等の白ワインと比べても遜色がありません。さらにはもっとお米を削った「大吟醸酒」になると、最高級の白ワインとも比肩しうる、お酒の芸術品と言えるでしょう。
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ライター情報

杉村啓

1976年生。ライター。料理漫画研究家として様々なテレビ番組やイベントに出演していたりもします。画像はNHK-BSのMAGNET出演時の物。また、IT/ガジェット系のライターとしても活動中。最近出た著書に「Pogoplug導入ガイド」(ラトルズ)など。さらには邪道な醤油コレクターだったり、自由大学日本酒の先生をやっていたりもします。

ツイッター:@mu_mu_
ブログ:醤油手帖
ザ・インタビューズ:醤油をこぼすと染みになる

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