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ざわついていた会場が、一瞬にして静まり返った。本フェス2日目のトップバッターを飾った、平原綾香の歌声が響いた時の出来事だ。白いサブリナパンツに白いベスト、シルバーに輝くスパンコールのネクタイという、本人曰く「ボーイッシュにまとめた」衣装に身を包んだ彼女が、この日1曲目に選んだ曲は、最新アルバム『4つのL』から、アップテンポなナンバー「Circle Game」。多少の緊張感は伝わるものの、声自体はどこまでも伸びやか。また、22歳とは思えない安定感を備えた歌の巧さに、観客はあっという間に彼女の世界観へと引き込まれていった。それが最高潮に達したのはやはり、最後に披露された彼女のデビュー曲であり代表曲でもある、名曲「Jupiter」。壮大なバラードに身動きも取れぬまま聴き入る観客たち。その賞賛と感動は、会場に響く割れんばかりの拍手が物語っていた。
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