アリーナツアー、幕張メッセ公演の模様をお届け!
| LIVE TOUR 2009 RETURNS | 2009.02.26 (THU) at LIQUIDROOM |
2004年の活動休止から4年9ヶ月の時を経て、昨年9月にシングル『elegy train』で再始動したSBK(スケボーキング)。彼らが、ニューアルバム『RETURNS』を引っ提げ、約5年振りのワンマンライヴを行った。
会場の恵比寿LIQUIDROOMは、SBKの帰還を待ち侘びていたオーディエンスで超満員。もの凄い歓声の中、Shigeo、Shun、Shuya、Mash、そして現在活動停止中のMacに代わってドラムにDragon Ashの桜井誠を加えた5人がステージに登場。
最初に演奏されたのはエレクトロな「Stone age」とグルーヴ感たっぷりの「Easy」。どちらも活動休止前のアルバム『RED FLASH』からのナンバーだ。「以前と現在のSBKは繋がっているんだよ」と言わんばかりに、次に演奏されたのは『RETURNS』からの「load the disc featuring VERBAL」。フィーチャリングのVERBAL(m-flo)も参加してのヒップハウス/レイヴチューンで会場は大ヒートアップ。その後も、アップリフティングなサウンドを続け様に繰り出す彼ら。観客に負けず劣らず、メンバーもライヴをおもいっきり楽しんでいるのが伝わってくる。Shigeoはハイトーンなラップと、メロディのある歌も披露。さらにはギターやサンプラーを巧みに扱っていく。低音ボイスでラップするShunは、キーボードも演奏。そして、Shuyaは黙々とターンテーブルを操り、ベースのMashとドラムの桜井がパワフルなリズムを生み出す。個々に活動していた期間で培ったものをそれぞれがフルに発揮して、パワーアップしたSBKサウンドを魅せつける。そして、坂本龍一の「energy flow」をサンプリングした「elegy train」、「CALM DOWN DEAR」といったゆったりとしたナンバーを挟みつつ、盟友Kjがパリッとしたスーツ姿で参加しての「episode Ⅴ featuring Kj」や、早いテンポにリアレンジされた「TOKIO LV」など、ハンパないアゲっぷりで後半戦を駆け抜けた。
アンコールに入ってのMCでは、「ここまで来れたのはみんなのお陰。お客さんの声が無かったら(復活は)無かったかもしれない」とShigeoが告白。さらに「休止中にSBKの存在自体がユニークであるということ気付いたし、ユニークなことに誇りを持ってやっていきたい」と続けた。
Shunの口からは、「SBKは止まりません!」という力強い宣言も飛び出し、「みんなに捧げる歌です」という言葉から「u and i」、「Child’s Replay」が披露され、5人が肩を組んで挨拶しライヴ終了。
新旧織り交ぜての楽曲は、音源よりもワイルドかつレイヴ度がアップ。フロアライクなアレンジでオーディエンスを魅了し続けたSBK。全19曲が、あっという間に感じる程、熱く楽しさに溢れた彼らの復活ライヴだった。
(取材・文/土屋恵介)