アリーナツアー、幕張メッセ公演の模様をお届け!
| ベストアルバム発売記念ライブ「EXCELLENT」 | 2010.5. 30 (SUN) at横浜アリーナ |
【ベストアルバム発売記念ライヴ「EXCELLENT」】の2日目が横浜アリーナで行われた。タイトル通りオールタイムベストな選曲も期待される、今回のライヴ。両日チケットは早期にソールドアウトし、その"最幸"なプラチナチケットを手にした12000人もの老若男女が会場を埋め尽くしていた。実は昨日も観た私。"昨日あれだけ全力を出していたけど、今日は大丈夫かな?"との心配もどこ吹く風。満身創痍になりながらも、彼等はその代表曲の数々をきっちりと会場の隅から隅まで伝えきってくれた。
開演前の振付師・南流石指南による「ファンモン・エクササイズ」ですっかりリラックス&一体化した中、場内が暗転。高揚感溢れるSEに乗り、加藤、モン吉を模した張りぼての操り人形を引き連れて、まずはケミカルが登場。歓喜と大爆笑が起こる中、DJブースに立ち、「今日から俺はひとりファンキーモンキーベイビーズだ~!!」と、本日の開会を高らかに宣言。それを合図に1曲目「希望の唄」がスタートする。のっけから全力疾走でステージの端から端まで走り、歌うファンキー加藤とモン吉。合わせて会場の12000人も1曲目から大合唱だ。続いてアッパーな「夢」、朝日感と新しい日の始まりを感じさせる「モーニングショット」が歌われる。
「明日はオフなので、今日はもうどうなったっていい。死ぬ気でやっちゃうゼ!!」とファンキー加藤。「そのまんま東へ」では、「横浜、力を貸してくれ!」と加藤が何度も客席に投げかけ、前日のライヴを経ながらも、疲弊さを微塵も見せず会場の隅々にまで歌を伝えようとするその姿に12000人が"呼応"という心強い力を貸す。
今回のライヴタイトルが彼等がまだ無名時代、この横浜で行っていたクラブイベント名だったこと。当時、良い想いをさせてやれなかった同イベントへのレクイエムと、今や当時の400倍にも増えたお客さんに、しっかりと伝えられることのありがたさや大切さをファンキー加藤が告げ、それを表わす「涙」、清々しさに包まれた「明日へ」、かと思えば、前のめりでイケイケな「ガムシャラBOY」「One」、ビジョンに映し出されたPVとのシンクロで歌われた「大切」等、バラエティな曲種が届けられた。
後半に入り勢いは加速。来場した多くのお父さんを鼓舞した「ヒーロー」、レーザーとドラムンベースが会場をクラブへと変えた「メロディーライン」、会場全体が一丸で呼応した「ALWAYS」、本編ラストの明日への力強い一歩を踏み出させる「西日と影法師」まで一気に駆け抜けた。
アンコールでは「八王子観光大使」でもある3人が歌って踊った「太陽おどり~新八王子音頭~」、会場を弾ませたハッピーでポップな「君の手の平でダンス’09」、傍らにいて励ましてくれる「大丈夫だよ」、そして会場中大合唱に至った「Lovin’ Life」で感動の大団円を飾った。
ライヴ中、何度となく誇らしく天高く突き上げられたファンキー加藤のコブシ。それはリベンジの地横浜での、かつての苦渋を味わった者だけが味わえる、お客さんに確実に自分の歌が届いた確信と達成感のように映った。

