Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね【第1319回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画・ドラマを発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、7月3日に公開された『ラブ≠コメディ』と『口に関するアンケート』をご紹介します。

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『ラブ≠コメディ』ラブコメはお嫌いですか?

ソロアーティストとしての活動やドラマ・映画への出演など、ジャンルを超えて活躍。キラキラとした王子様キャラを体現し、幅広い世代から支持され続けている中島健人。最新主演映画となる『ラブ≠コメディ』は、テレビドラマの制作現場を舞台にしたラブコメディ。

ん、ラブとコメディは「≠」? “笑って泣けて楽しめる”だけではない魅力が詰まったエンターテイメント作品の全容とは……。

『ラブ≠コメディ』中島健人×長濱ねる、アイドルの理想と現実を赤裸々に描く!?

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『ラブ≠コメディ』のあらすじ

“360度全方位イケメン”と称され、ラブコメ作品に引っ張りだこの神崎麗司。人気アイドル兼俳優という誰もが憧れるポジションにいながらも、30歳を迎えるという節目を前に「キラキラしたラブコメのヒーローではなく、重厚な作品に出演して俳優として認められたい」と、焦りを募らせていた。

その背景にあるのが、同世代で長年共に歩んできた俳優仲間・渕上颯真の存在。颯真が本格俳優として着実に評価を高めていく様子を見て、自分だけが取り残されているように感じていたのだ。

しかし、ドラマの共演相手で人気アイドルの南風美里と接するうちに、ラブコメで“演じること”にどこか距離を置いてきた麗司の心に変化が生まれてきて……。

『ラブ≠コメディ』中島健人×長濱ねる、アイドルの理想と現実を赤裸々に描く!?

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『ラブ≠コメディ』のみどころ

主人公・神崎麗司を演じたのは、もちろん中島健人。現場では「オーライ、オーライ」と軽やかに立ち振る舞いながらも、どこか冷めた視点を持ち、ときには鋭い言葉を放つ。世間から求められるイメージと、自分がなりたい俳優像との間で揺れ動く主人公をリアルに演じています。

本作では主演を務めるだけでなく、自身が作詞作曲を手がけた主題歌「Fiction Love」のほか、劇中歌2曲を提供。アーティストとしての才能を遺憾なく発揮しているのも必見です。

そしてヒロイン・南風美里役は、アイドルグループを卒業後、俳優としての活躍がめざましい長濱ねる

ひたむきに役と向き合うヒロイン像に、新たな魅力を吹き込みました。

共演には塩野瑛久板谷由夏、本多力、前野朋哉光石研財前直見など、個性的なキャストが集結。物語にさらなる厚みをもたらす存在感を見せています。

『ラブ≠コメディ』中島健人×長濱ねる、アイドルの理想と現実を赤裸々に描く!?

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恋愛に限らず、人はとかく、片思いしがち。自分と他人を比べたり、自分が置かれている現状に不足を感じてしまったり。

でも、そんな“ないものねだり”を少し横に置いておいて、今ある環境や、自分が内在している魅力に意識を向けてみると、好転させるヒントが見つかることもある。うまくいかない現実に苛立ちながらも、個性的なメンバーとの作品作りを通じて、唯一無二の輝きに気づいていく主人公の姿に、共感を覚える人も多いことでしょう。

アイドル映画、キラキラムービーの体をなしているようで、その実、モノ作りへの情熱が込められた一作。この「≠」は、奥が深い!

『ラブ≠コメディ』中島健人×長濱ねる、アイドルの理想と現実を赤裸々に描く!?

(C) 2026映画「口に関するアンケート」製作委員会

『口に関するアンケート』“90分の最恐体験”が、あなたの日常に侵食する

心霊スポットとして知られる墓地に肝だめしに出かけた大学生たち。翌日、ひとりの女子大生が行方不明になる。

残されたのは、墓地を訪れた5人の大学生が語る、不可解な証言のみ。あの夜、いったい何が起きたのか。週刊誌記者の西、そして刑事の草壁が事件の真相に迫ろうとするが……。

背筋が手がけた同名小説を実写映画化した『口に関するアンケート』。ジャパニーズ・ホラーブームを牽引してきた清水崇監督がメガホンを取りました。

キャスト陣の“口”に思わず目がいってしまうほど、アップが多用されたカメラワークが印象的な証言シーン。臨場感あふれる肝だめしシーン。恐怖がジワジワと押し寄せてくる原作の持ち味と、映画ならではのオリジナルの展開が見事に融合した良作となっています。

この夏、いまだかつてない“胆だめし体験”が堪能できる異色のホラー・ミステリーです。

『ラブ≠コメディ』中島健人×長濱ねる、アイドルの理想と現実を赤裸々に描く!?

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<作品情報>
ラブ≠コメディ
2026年7月3日(金)から全国ロードショー

出演:
中島健人 長濱ねる
板谷由夏 塩野瑛久 本多力 前野朋哉 今野浩喜 野村麻純 宮崎吐夢 磯山さやか 岩井拳士朗 信川清順
工藤美桜 今野大輝(B & ZAI) 北代祐太 アパッチ長男 / 菊田竜大(ハナコ) 三石琴乃 光石研 / 財前直見

監督:紙谷楓
脚本:大北はるか
主題歌:中島健人「Fiction Love」(Sony Music Labels Inc.)
製作:ストームレーベルズ
配給:ストームレーベルズ/ライブ・ビューイング・ジャパン
制作プロダクション:P-inc. 共同テレビ
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『ラブ≠コメディ』中島健人×長濱ねる、アイドルの理想と現実を赤裸々に描く!?

(C) 2026映画「口に関するアンケート」製作委員会

<作品情報>
口に関するアンケート
2026年7月3日(金)から全国ロードショー

出演:
板垣李光人
綱啓永 吉川愛 MOMONA(ME:I)
森愁斗(BUDDiiS)  西山智樹(TAGRIGHT)
柄本時生中村獅童

原作:背筋『口に関するアンケート』(ポプラ社刊)
監督:清水崇
脚本:山浦雅大
音楽:大間々昂
インスパイアソング:オレンジスパイニクラブ「口」(WARNER MUSIC JAPAN)
プロデューサー:田口生己 佐藤孝樹 白石裕菜 石田基紀
製作:映画「口に関するアンケート」製作委員会
制作プロダクション:ホリプロ
配給:松竹
(C)2026映画「口に関するアンケート」製作委員会

連載情報

『ラブ≠コメディ』中島健人×長濱ねる、アイドルの理想と現実を赤裸々に描く!?

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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