洗濯中にエラーコードが表示されて止まってしまう。リセットしてもすぐまた同じエラーが出る――そんな状況が続くと「もう寿命かな」と諦めかけますよね。
しかしエラーコードには必ず理由があり、コードが示す意味を読み解けば、自分で解決できるケースが意外と多くあります。修理や買い替えを検討する前に、まずはエラーの「原因特定」を試みましょう。

■洗濯機エラーのよくある原因は?
洗濯機のエラー原因は大きく4種類に分類できます。機種やメーカーによってコードの表記は異なりますが、原因のカテゴリはほとんど共通です。

▼排水エラー排水ホースの折れ・詰まり、または排水フィルターへのゴミ堆積が原因の、最もよく起こりやすいエラーです。ティッシュの切れ端、小銭、ヘアピン、糸くずが排水経路に詰まるだけで洗濯機は排水できず止まります。まずは排水フィルター(多くの機種でドアの下や側面にあります)を取り外して清掃し、次に排水ホースを取り外して詰まりがないか確認しましょう。

▼乾燥フィルターエラー洗濯乾燥機の場合、乾燥フィルターや内部の乾燥経路にホコリが溜まるとエラーが起きることがあります。洗濯乾燥の前にフィルターをしっかり掃除しましょう。それでも直らない場合は、ユーザーがメンテナンスできない内部にホコリが溜まっている可能性があります。フィルターを掃除してもエラーが出る場合は、メーカーによるメンテナンスが必要です。

▼アンバランスエラー洗濯物が槽の片側に偏ると、ドラムの回転バランスが崩れてエラーになります。
特にバスタオル1枚・毛布1枚など大物を単体で洗うときに起きやすいです。洗濯物を均等に入れ直して再スタートしましょう。

▼ドアロック・ふたエラードアやふたが完全に閉まっていない、または洗濯物が挟まって閉じ切れていない場合に発生します。繊維や異物が挟まっていないか確認してください。また、繰り返す場合はドアロック部品の摩耗が考えられます。

■エラーコードはメーカーの公式Webサイトで調べよう
エラーが表示されたら、まずはメーカーの公式Webサイトで型番を入力するか、取扱説明書を見て、エラーコードの意味を調べましょう。パナソニック、日立、シャープ、東芝、アクアなど多くの主要メーカーは公式Webサイト上でエラーコード一覧と対処法を公開しています。

エラー表示に加えて「ゴー」「ガラガラ」といった異音(モーターやベアリングの劣化音)や脱水時の異常な振動、ドラムの回転が明らかに遅い・途中で止まるといった症状が出る場合は、内部部品の損耗が進んでいる可能性が高いです。

洗濯機の平均寿命的にも、製造から10年以上経過している場合は修理の方がかえって高額になるケースも見受けられます。もし修理費用が5万~6万円を超えるようなら買い替えを検討するタイミングです。まずはエラーコードから問題点を明確にしていきましょう。

▼コヤマ タカヒロプロフィール家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなどさまざまな媒体で執筆するライター。
執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。All About デジタル・白物家電ガイド。
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