2026年7⽉19⽇(⽇)に東京国際フォーラム ホールAにて、許斐剛先⽣も登壇するイベント『原作『テニスの王⼦様』シリーズ完結記念!テニプリサプライズ☆サミット』が開催。レポートをお届けする。


本イベントのゲストは許斐剛先⽣の他、皆川純⼦(越前リョーマ役)、置鮎⿓太郎(⼿塚国光役)、近藤孝⾏(⼤⽯秀⼀郎役)、甲斐⽥ゆき(不⼆周助役)、諏訪部順⼀(跡部景吾役)、⽊内秀信(忍⾜侑⼠役)が出演。MCは川本成(河村隆役)、⼩野坂昌也(桃城武役)の2名が務めた。
原作27年間の歩みを振り返るトーク、アニメやミュージカルの最新情報、スペシャル朗読劇、⾳楽ライブなど盛りだくさんの内容で、会場と配信視聴者がともにシリーズの節⽬を祝った。さらに、原作最終話にまつわる企画や新曲なども含め、イベントタイトルの通り数々の ”サプライズ” が発表され、会場は終始⼤きな歓声と拍⼿に包まれた。

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【レポート】
開演前、川本さんと⼩野坂さんによるキャラクターボイスでの影ナレーションが流れると、会場は早くも期待に満ちた空気に。シリーズに携わってきた関係者や出演者96名・121キャラクターが参加した「ありがとうVTR」が上映され、原作完結という⼤きな節⽬にふさわしい幕開けとなりました。
カウントダウン映像に続いて、キャラクターの原作カットとともに出演者が⼀⼈ずつ登場。最後に許斐先⽣が姿を⾒せると、客席からひときわ⼤きな拍⼿が送られました。

冒頭の挨拶では、許斐先⽣が「今⽇は ”感謝” を皆様に持って帰っていただきたいと思っているので、楽しんでいってください!」と⼒強く宣⾔。皆川さんが「みんなー! お、ま、た、せ! 楽しもうねー!」と続いて会場を沸かせた後、ほかのキャスト陣もそれぞれのキャラクターの決め台詞や作品への熱い想いを語り、本イベントの開幕を華々しくスタートさせました。

<原作27年間の舞台裏を語る「原作『テニスの王⼦様』シリーズの魅⼒に迫る!」>
最初のコーナーは、「原作『テニスの王⼦様』シリーズの魅⼒に迫る!」。ステージ上には原作の27年間をたどる年表が映し出され、許斐先⽣が選んだ10のテーマをもとに、作品の舞台裏や制作秘話が語られました。

「⾚也との野試合は⼿塚のせい?」「新テニのターニングポイント」「セクシー関⻄⼈誕⽣秘話」「⼆度と描けない唯⼀の試合」「不⼆のカウンターの秘密」など、ファンにはおなじみの名場⾯にまつわるテーマが次々と登場。キャスト陣も当時の思い出やキャラクターへの印象を
交えながらトークに参加し、驚きと笑いの絶えない時間となりました。
許斐先⽣からは、「関東⼤会の⽴海戦は⼿塚が強すぎるので⻘学にピンチを作りたかった。真⽥とやって勝ってしまうと全国2連覇の強さが無くなる。そのために⾚也とリョーマは野試合となった」という裏話や、「前作(テニスの王⼦様)の主⼈公(リョーマ)が(新テニスの王⼦様で)アメリカ代表というラスボス側になる展開は、少年誌の常識を覆す作家としての⼤きな挑戦だった」といった制作秘話が語られました。

そして、このコーナーからイベントタイトルの通り ”サプライズ” の嵐が始まります。
突如として鳴り響いたサプライズタイムの⾳楽と共に、許斐先⽣の⼝から「今⽇は特別に……最終話の原稿を冒頭から10ページ持ってきたので、このサミットで公開したいと思います!」と発表。スクリーンに最終話の原作カット10枚が先⾏公開されると、客席からは割れんばかりの歓声が湧き起こりました。 さらにサプライズはこれだけに留まらず、続く『ジャンプ SQ.』9⽉号特⼤号にて、応募者全員に「最終話B5複製原稿1話丸ごと(48 ページ分)」がプレゼントされる企画を発表。興奮冷めやらぬ会場へ向けて、川本さんから「そして、まだあるんです!」と、この最終回を迎えるタイミングでの「原作公式TikTokアカウント開設」と第1弾動画がサプライズ公開され、あまりの怒涛の展開に会場は終始ざわめきと⼤きな拍⼿に包まれました。

<最新アニメ情報「この先どうなる? アニメ『新テニスの王⼦様』!」>
続いては、2026年秋から放送予定の新作アニメ『新テニスの王⼦様 U-17 WORLD CUP 決勝メンバー決定戦』の最新情報へ。スペイン代表との決勝戦を前に、⽇本代表の出場メンバーを決める熱い戦いが描かれる本作について、物語の概要が改めて紹介されました。

本作のティザービジュアル第3弾の解禁映像が初公開されると、客席からは⼤きな歓声が。さらに、オープニングテーマが⻘酢の「Walls And Bridges」、エンディングテーマが跡部景吾&忍⾜侑⼠の「⾦環蝕 Phenomenal」に決定したことが発表され、それぞれの楽曲も⼀部披露されました。
⻘酢のメンバー、甲斐⽥さんは「THEテニプリであり、THE⻘酢っぽい曲になっている」と新曲への⼿応えを語り、エンディングテーマを担当する諏訪部さんは「とてもムーディーな、しっとりとした雰囲気の曲です」と楽曲の魅⼒をアピールしました。
さらに、スペイン代表のロミオ・フェルナンデスのビジュアルも公開され、城⽥優さんが声優を務めることがサプライズ発表されました。これを受けて許斐先⽣は「ミュージカルで⼿塚を演じてくれた城⽥くんが、今度は跡部と戦うことになるというのは嬉しい。」と熱い期待を寄
せました。

<ミュージカル『新テニスの王⼦様』最新情報>
ミュージカル『新テニスの王⼦様』The Final Stage の最新情報も発表されました。本作では、前作から続く徳川カズヤと平等院鳳凰の試合や、越前リョーマと越前リョーガの真剣勝負など、世界⼤会決勝へ向けた物語が描かれます。
最新ビジュアルの公開とともに、2026年10⽉2⽇からの東京公演を⽪切りに、⼤阪、岐⾩、東京凱旋公演を⾏うことが紹介されました。
集⼤成となる今作のビジュアルや豪華なキャスト陣の顔ぶれを⾒た許斐先⽣は、「年々ビジュアルのレベルが上がっている。どんどん原作に似ていっている。連載終わってすぐにミュージカルを⾒ることが出来るのが嬉しい。」と興奮気味にコメントしました。

<「テニプリ スペシャル朗読劇」>
スペシャル朗読劇では、原作イラストを背景に、越前リョーマ、⼿塚国光、⼤⽯秀⼀郎、不⼆周助、河村隆、桃城武、跡部景吾、忍⾜侑⼠が登場する、この⽇限りのオリジナルストーリーを披露。
キャラクター同⼠の軽快な掛け合いに、会場から何度も笑いと歓声が起こりました。

物語はU-17 ワールドカップを終えた直後の空港ロビー。偶然再会したリョーマと⼿塚の張り詰めた空気から始まり、そこに各校のメンバーが続々と合流します。激闘を振り返る中で、⼿塚から跡部へストレートに「礼を⾔う」と感謝が伝えられるライバルを超えた絆の描写に、会場からは幾度となく歓声が上がりました。ラストには、ファンへの恩返しとしてエールを送るリョーマたちの元に、すでに搭乗⼝へ向かったはずの⼿塚が「そのエール、俺もやろう」とまさかの合流。周囲のツッコミをよそに、⼿塚を含む全員と客席が⼀体となって「テニプリー
ー!」「ファイオーー!」を⼤合唱し、会場の熱気は最⾼潮に達しました。

<アンコールと、最後まで続くサプライズ!>
イベントはいよいよライブパートへ。出演者全員による「⼀⼈テニプリ☆パラダイス」で⼀気に会場を盛り上げると、続けてライブの定番曲「Love Festival」を披露。観客もペンライトや⼿拍⼦で応え、会場がひとつになりました。

さらにアンコールで許斐先⽣が再登場し、「まだまだテニプリ終わってほしくないよね。皆さんの思いはしっかりと届いています。それでは最後に皆さんのテニプリへの思いが成就しますように」という挨拶から、「ハッピーサマーバレンタイン」を歌唱。
キャスト陣から贈られたひまわりの花を⼿に、シリーズを⻑年⽀えてきたファンへ感謝を込めたパフォーマンスを届けました。
その後キャスト⼀⼈ひとりが27年間の思い出を振り返りながら、涙ぐみつつも笑顔を⾒せ、この⽇の感想や原作完結への思い、ファンへの感謝を伝えました。

続いて許斐先⽣から、2018年に初登場した原作ジャージについて、既存6チームの再販に加え、不動峰、聖ルドルフ、⼭吹、六⾓、ドイツ、アメリカ、スペイン、など、多数のチーム・代表のキャラクターを追加した受注⽣産販売が予定されていることが発表されました。
さらに、原作最終回に合わせて制作された新曲「ラケットに想い出詰め込んで」を発表。許斐先⽣をはじめ、声優、俳優、作曲家、脚本・演出スタッフなど、兼役を含む総勢143名が参加した11分を超える⼤作であることが明かされました。同楽曲を収録したCDが、『新テニスの王⼦様』最終回掲載号となる『ジャンプ SQ.』9⽉特⼤号の付録になることが発表されると、会場から驚きの声が上がりました。

そして最後のサプライズとして、「ラケットに想い出詰め込んで」を許斐先⽣とキャストがライブで初披露。終盤には先⽣の直筆のメッセージとサインが⼊った銀テープが舞い、会場は感動に包まれました。

許斐先⽣は最後に「これからもテニスの王⼦様をよろしくお願いします! ありがとうございました!」と⼒強いメッセージを残し、イベントを締めくくりました。

許斐先⽣とキャスト、そして会場・配信で⾒守るファンが、原作27年間の思い出とこれからの『テニプリ』への期待を分かち合った『原作『テニスの王⼦様』シリーズ完結記念!テニプリサプライズ☆サミット』。原作完結という節⽬を迎えながらも、アニメ、ミュージカル、⾳楽、ゲームなど、シリーズのさらなる広がりを感じさせる⼀⽇となりました。

(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王⼦様プロジェクト
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