クルマ好き女子の矢田部です! ダイハツのEV「eアトレー」と「eハイゼットカーゴ」の試乗会に行ってきたので、レポートします。つ、ついに……この2台の電気自動車バージョンがデビューしてしまったかと、個人的には少々複雑な気持ちですが(エンジン車好きなので)、その魅力を紹介します。


見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由

 開発の方に意見を聞くと「時代に合わせ、環境に優しい電気自動車に踏み切った」とのこと。はたらくクルマとして、電気自動車のいいところを活かしつつ、ブラッシュアップしていったとのことですが……、実際にどんなところが使いやすくなったのかを見ていきましょう。


 なお、今回の試乗車は「eアトレー」(レーザーブルークリスタルシャイン)です。


eアトレーの良いところ その1
使いやすさを最重視。外観は敢えて変更せず

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 まずは外観ですが、正直、従来モデル(ガソリン車)からそこまで変わっていません。


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 モーターを積んだことで車体が重くなるため、最大積載量が気になりましたが、従来と同じ350kgのままでした。加えて良かったのは、モーターを搭載しても床はフラットで、荷物が積みやすかったことです。


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 小回りも、従来モデルと同じように利きます。


eアトレーの良いところ その2
電池パック装着位置はあくまでユーザー目線を徹底

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 変わった部分はホイールです。よく見てみると、穴の形が丸から四角に変わり、数が増えているんです。車体が重くなったぶん、ブレーキの熱を逃がすために、この変更をしたそうです。


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 床裏全体が電池パックになるため、障害物にぶつかったり、洪水時に冠水したりしたときに不安がありますが、そこも十分な安全性があるように設計されています。


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 黒い部分は電池パックを搭載するための取り付け構造になっていて、縦長の部材を介して電池パックを取り付けています。

横からクルマがぶつかってきても衝突エネルギーを吸収し、電池パックを守れるようになっています。


eアトレーの良いところ その3
便利機能を多数標準装備。補助金でリーズナブルに購入可能

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 電気であることを活かして追加されたのが、コンセント。なんと、全車標準装備になっています。


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 クルマ自体をバッテリーとして使えるように、ケーブルを外に出せるようになっています。こちらの機能も標準装備です。


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 充電箇所はフロント部分。上が主に自宅などで充電する際の普通充電インレット。そして下が急速充電のインレットとなります。使い勝手を考えて、あえてフロント部分にあるそうです。


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 航続距離はカタログには257kmと記載されていますが、実際は季節で減り方が変わり、夏は170km、冬は140kmくらいということです。


見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由

 車両価格はeハイゼットカーゴが314万6000円、eアトレーで346万5000円と従来よりも高額になりましたが、電気自動車のため国から約58万円の補助金が出るのに加え(5月末時点)、お住いの地方自治体、配送業の方は事業用の補助金がそれぞれ出るため、最大で180万円ほどの補助金を得られるケースもあります。


 若干割高に感じますが、ランニングコストに関してはむしろオトクになる可能性があります。


eアトレーの良いところ その4
一般道も高速道路もOK。使い勝手バツグン

見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由

 スタートボタンを押してみましたが、エンジン音がしない(当たり前)。ホントに静かです。寂しい。なんだろう、この寂しさは……。


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 高速道路での加速は素晴らしく、商用車特有の「ブルルルン」みたいな音はないし、風による横揺れもあまり感じません。


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 何より良かったのは、電気自動車らしい加速があまりないこと。ハンドリングもキビキビしないし、誰が乗ってもすぐに運転できるくらいクセがありません。


見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由

 下にモーターがあり低重心化されているので、カーブもスムーズに曲がれます。


見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由

 車両サイズが小さいので、路上駐車しているクルマを避けるときに中央線をはみ出ずに済むのは大きなポイント。


見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由

 高速道路の走行時もそうですが、一般車道の走行時も静か。

そのため配送ドライバーにとっては身体が安らぎ、日常の疲れを軽減できそうです。


見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由

 フロントガラスが大きい&ボディーも四角いので見切りが良く、視界良好で運転しやすかったです。


見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由

 ガソリン車で感じた振動はまったくなく、長距離を運転しても疲れを軽減することでしょう。


見た目は同じでも中身は別次元。ダイハツ「eアトレー」が最強の“はたらくクルマ”である4つの理由

 シートヒーターが新しく装備されたのですが、身体がじんわりと暖まるうえ、エアコンに頼らなくて良いので電気を消費しすぎないというメリットがあります。貼るホッカイロのように暖まるのはうれしいですね。


 一方、夏に使用する際はエアコンの利き具合がガソリン車よりも優れているとのこと。静粛性が高く、むしろエアコンの音が気になるほど静かです。



★★★

 今回はeアトレーとeハイゼットカーゴを紹介しましたが、いかがだったでしょうか? はたらくクルマとしてはかなり便利機能がたくさん搭載され、見事にブラッシュアップされています。動画もよろしければご覧下さい。



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