RGB Mini LEDを搭載した「ZX3シリーズ」の新製品発表会で、石橋泰博取締役副社長は「2026年をRGB Mini LED普及元年と位置付け、全方位戦略を進める」と語った。従来のZX1シリーズ、ZX2シリーズに続く第3弾となるZX3シリーズは、RGB Mini LED技術をより幅広いユーザー層へ訴求する普及価格帯モデルとして、8月7日に発売する。


 ZX1、ZX2、ZX3の違いは、主にピーク輝度とエリア分割数にある。ZX3シリーズは、ZX1/2シリーズ同様、RGBの発色を最大限に引き出す「レグザエンジンZRα」を搭載し、高い色表現力を維持しつつもリーズナブルな位置づけとなっている。
 BCNランキングによると、2026年6月の液晶テレビ市場におけるRGB Mini LED搭載テレビの販売台数構成比は1%ほどに過ぎない。しかし、TVS REGZAのほか、HisenseやソニーもRGB Mini LED搭載製品を投入しており、今回、TVS REGZAから普及価格帯モデルZX3の発売で、その構成比は拡大していくとみられる。また、2026年上半期(1~6月)における、液晶テレビと有機ELテレビを合わせた薄型テレビ市場全体で、TVS REGZAは販売台数シェア首位を獲得した。
 直接発光型 RGB LEDを配置した、RGB Mini LEDバックライトに4K倍速ワイドアングル液晶パネルを搭載。RGB輝度ブーストにより、暗部をこれまでよりも暗く、明部をこれまでよりも明るくすることで高コントラストを再現している。
 開発担当エンジニアは、RGB Mini LEDの性能を引き出すため、従来とは異なる画質制御が必要だったと説明。レグザエンジンZRαによる色再現やコントラスト制御の集大成となったモデルと自信を見せる。また別のエンジニアは、RGBをリアルタイムで制御する技術の実現が大きな挑戦だったと振り返り、鮮やかな色彩表現と深い黒、高コントラストな映像を体感してほしいと語った。
 重低音立体音響ZXやシンクロドライブを採用。レグザサウンドシステムとの連携により、迫力あるサウンドを実現する。
こちらでも開発に携わったエンジニアはバズーカに代表される重低音や音像を注目ポイントに挙げた。
 このほか、動画配信サービスへ直接アクセスできるダイレクトボタンを備えたリモコンを採用。ユーザーごとに最適化した情報を表示する「プロフィール切り替え対応AIボイスナビ」など、利便性を高める機能も搭載した。
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