生成AIは、ちょっとした調べものや献立作りなど、毎日の暮らしを助けてくれる便利な存在。でも、お家で使うだけではもったいないかも!? 実は生成AIって、旅行やレジャーの計画でもかなり頼れる相談相手になってくれるんです。


 「予算はなるべく抑えたい」「雨の日でも楽しめるプランがいい」。そんな細かな希望も、生成AIなら気兼ねなく何度でも相談できます。今回は、無料版でも試せる旅行プランの作り方や、便利な活用方法を紹介します(フリーライター・仙水ろっか)。

※本記事は画像に生成AIを使用しています。
●旅行の計画って、意外と大変……
 旅行は楽しいけれど、その計画を立てるとなると意外と時間がかかるもの。観光スポットや移動時間を調べ、営業時間や食事処まで考えるとなると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
 旅行会社に相談する方法もありますが、「予算は○万円以内にしたい」「移動は少なめがいい」といった細かな希望を、どこまで伝えていいのか迷うこともあるでしょう。インターネットを活用しようにも、土地勘のない場所では情報が多すぎて、かえって迷ってしまうことも。
 そんなとき、思い出してほしいのがChatGPTやGeminiといった生成AI。なんでもわがままを聞いてくれる、気軽な相談相手として活躍してくれます。
●「相談型」の旅行計画は、AIと相性抜群
 生成AIの一番の魅力は、相手が「人間ではない」ということ。どれだけ細かい要望でも聞き放題な上、聞くだけ聞いて「やっぱりやーめた!」でももちろんOK。
遠慮する必要がないぶん、思う存分こだわった旅をプランニングすることができるんです。
 予算や交通手段などの条件はもちろん、途中で「やっぱり温泉も入れたい」「夕食は海鮮がいい」など、途中で希望を追加しても問題ありません。
 旅行好きの友人とのんびりおしゃべりをするように、会話を重ねていくのがおすすめ。一度で完璧な計画を作ろうとするのではなく、まずは大まかな希望を伝え、返答を見ながら「もっとグルメを楽しみたい」「電車移動だけにしたい」などの希望を追加していくことで、自分好みのプランへ近づけることができます。
●実際にプランを作ってみよう!
 では、実際に旅行プランを作ってみましょう。今回は、「同級生3人での女子旅」をイメージして、一泊二日の旅行を考えてみます。
 おすすめなのは、行きたい場所のほか、メンバーの性格やざっくりした好み、希望を箇条書きにしてみること。簡単で構わないので、「好きなもの」「苦手なこと」などを押さえておくと、それぞれの希望に合ったプランを立てやすくなります。
 こういった条件も、最初から細かく書く必要はありません。まずは目的地や日程、人数など、基本的な情報を伝えるだけでも十分です。矛盾しそうな条件があっても、とりあえず入れておくのが吉。いい落としどころを提案してもらえることも多いんです。

 もちろんもっとシンプルに、「東京駅から電車で行ける、1泊2日の温泉旅行を考えてください。予算は1人2万円以内です」といったかたちでも、旅行プランを提案してくれます。
 この場合も、提案された内容を見つつ「地酒を楽しめるプランがいい」「帰りは夕方までに東京へ戻りたい」など、思いついた条件を少しずつ追加していくと、より希望に近いプランになります。
 生成AIでは一度提案した内容をもとに会話を続けられるため、「ここだけ変更したい」という相談も得意です。気に入らないプランを提案された場合も、「どこが嫌か」を伝えて会話を続けると、好みを踏まえた提案をしてくれるようになります。
●テーマを決めた「○○プラン」も作れちゃう
 生成AIが便利なのは、同じ目的地でも、テーマを変えたプランを簡単に作り直せることです。
 例えば、旅行の直前で急な雨の予報……なんてときは、「雨でも楽しめる屋内中心プランを考えて!」とリクエストすればOK。気に入った旅先を再訪するときには、「前回行った場所と違うおすすめスポットは?」といった提案も可能です。
 「子どもが飽きにくい家族向けプラン」「ライブの遠征ついでに観光したい」「シニア向けのゆったりプラン」なども、ひと言お願いするだけで提案してくれます。
●旅行のしおりを作ってみよう
 旅行プランが決まったら、その内容を旅行のしおりにまとめてもらうこともできます。
 「家族向けの旅行しおりを作ってください」「A4サイズ1枚で印刷しやすいレイアウトにしてください」などとお願いすれば、これまでのやり取りをもとに、タイムスケジュール付きのしおりを作ってくれます。
 さらに、イラストやアイコンを加えたデザインにしたり、持ち物欄やメモ欄を追加したりと、好みに合わせて調整することも可能です。

 旅行前のワクワク感を高めるだけでなく、同行者と予定を共有するための資料としても役立ちます。
●最後は公式情報を確認
 便利な生成AIですが、注意点もあります。それが「ハルシネーション」と呼ばれる現象です。「幻覚」を意味する「ハルシネーション」ですが、これはAIが事実と異なる誤った内容を、正しい情報のように生成してしまう現象を指します。
 もっともらしい内容でも、実際には誤った情報が出力されるため、旅行の計画を立てる際にはしっかりとした対策が必要です。例えば営業時間や料金、イベント日程などが古かったり、実在しない施設を紹介したりする可能性もゼロではありません。
 そのため、旅行プランをつくるときは、「観光地や飲食店の公式サイトもあわせて紹介してください」とお願いを追加することをおすすめします。AIと相談しながら計画を立てつつ、営業時間や定休日、料金、運行情報などを公式サイトで確認しておけば、安心して旅行を楽しめます。
 生成AIはアイデアを考えるのが得意ですが、最終確認は公式サイト。この使い分けを覚えておけば安心です。
●旅行に行くなら検索より「相談」が吉
 旅行の計画は、調べることが多くて意外と大変なもの。そんなときは、生成AIを「検索ツール」ではなく「相談相手」として活用してみるのがおすすめです。

 「今年のシルバーウィークは、海に行きたいなあ」なんて思ったら即・相談!旅行の計画が、もっと楽しい時間になるかもしれません。
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