大倉琉人が主演を務めるmurffin discs20周年記念映画『はじまりのさよなら』が、11月20日より全国公開されることが決定。あわせて、SUPER BEAVER・柳沢亮太による映画音楽が初披露となる特報映像が解禁され、久保田紗友、原田琥之佑、笠原秀幸、深水元基、板谷由夏の出演も発表された。



【動画】柳沢亮太による映画音楽が初披露となる『はじまりのさよなら』特報映像

 本作は、SUPER BEAVER、sumika、マカロニえんぴつなどが所属するインディーズレーベル「murffin discs」が、設立20周年を記念して製作した初のオリジナル長編映画。SUPER BEAVERのギタリスト・柳沢亮太が映画音楽を初担当し、sumikaが本作のために書き下ろした主題歌を提供するなど、murffin discsを代表するアーティストたちが20周年の節目を彩る。

 物語の主人公は、音楽とともに育ったひとりの少年。美しい歌声を持つ彼は、変声期を迎えたことで、自分の声だけでなく、これまで当たり前だった日常も少しずつ変わり始める。大切な友人との距離、周囲の変化、そして誰にも打ち明けられない戸惑い――。音楽を心の拠り所としてきた少年は、自分らしさとは何かを問いながら、一歩ずつ前へと歩み始める。誰もが経験する「変化」と「成長」を、音楽を通して繊細に描き出す青春映画だ。

 撮影は広島県・尾道市で敢行。穏やかな街並みや瀬戸内の美しい風景が、少年の揺れ動く心情と青春の日々を優しく映し出す。

 主人公を演じるのは、連続テレビ小説『虎に翼』、ドラマ『タツキ先生は甘すぎる!』、映画『君のクイズ』などで注目を集める大倉琉人。監督は、数々のテレビCMやミュージックビデオを手がけ、国内外で高い評価を受ける映像ディレクター・隈本遼平。脚本は、ドラマ『外道の歌』など多くの話題作を手がける灯敦生が担当する。


 特報映像は、夕暮れの尾道の海を望む岸壁で、主人公・長沢樹太と唯一の親友・大也が静かに過ごす印象的なシーンから幕を開ける。今回初解禁となる、SUPER BEAVER・柳沢亮太が手がけた映画音楽のやさしく温かな旋律に乗せて、音楽とともに生きる樹太の日常や、彼を取り巻く人々とのかけがえのない時間が映し出される。

 やがて、美しいピアノの音色とともに、本作のキャッチコピー「音楽なんて、愛している」が浮かび上がる。そして、穏やかな尾道の海を見つめる樹太の後ろ姿とともにタイトルと公開日が映し出され、少年の揺れ動く心と、これから始まる青春の物語への期待を静かに膨らませる特報映像となっている。

 主演・大倉琉人に続き、新たなキャストも発表された。数々の映画で主演を務めてきた久保田紗友、初主演映画『海辺へ行く道』がベルリン国際映画祭ジェネレーション部門で特別表彰を受け、2027年以降も待機作が多数控える注目の若手俳優・原田琥之佑をはじめ、幅広い作品で存在感を放つ実力派俳優・笠原秀幸、深水元基、板谷由夏らの出演が明らかになった。あわせて、各出演者からのコメントに加え、物語の一端が垣間見える場面写真も初公開となる。

 映画『はじまりのさよなら』は、11月20日より全国公開。

※柳沢亮太と新キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■柳沢亮太

 メジャー落ちをしたのち、名ばかりの自主レーベルで活動していた自分たちに、新レーベル[NOiD]を設立するという形で手を差し伸べてくれたのがmurffin discsでした。何もかもをメンバーだけで行っていた当時の我々と、未来を共にしようと決断してくれたmurffin discsのおかげで今日があると思っております。その節は改めてありがとうございます。


 そんなmurffin discsの20周年を記念して制作された映画『はじまりのさよなら』。身内ごとながら、お世話になっている人たちの挑戦に花を添えるべく、そして旧くからの仲間でもある今作プロデューサーからの熱意に応えるべく、初めての映画音楽制作に自分も挑戦させて頂きました。近年一緒に音楽を作っている河野圭さんにもお力添えを頂いて。それぞれにとっての挑戦が集まったこの作品をご覧頂いた時、同じく挑戦しようとするあなたの口角が上がるような、柔らかな熱として届いたらいいなと思っています。

■岬舞奈役:久保田紗友

 私が演じた舞奈は、自分で選んだ流れの中を軽やかに生きている女性です。そんな姿に魅力を感じながら、内側にある人間らしい揺らぎや、舞奈ならではの眼差しの繊細さを大切に演じさせていただきました。

 大人になるということは、何かを諦めることなのか、それとも受け入れることなのか。「大人」とは何なのか。自分の個性を受け入れられたとき、きっと少しだけその答えに近づけるのではないかと思います。この作品をご覧になる皆さんが、思春期の頃を振り返り、あの頃の言葉にならない痛みや未来への希望、そして今も胸のどこかに残る問いに、静かに思いを巡らせる時間になれば嬉しいです。

■岩隈大也役:原田琥之佑

 撮影当時、僕はギターを始めて3~4ヵ月でした。大也という人間に強くシンパシーを感じ、少しでも彼に近づきたくてひたすらギターを掻き鳴らし続けました。
樹太が抱える悩みを一瞬忘れさせるくらいマイペースで騒がしくて、いいやつ。そんな大也に僕自身も追いつきたかったのかもしれません。

 “変声期”に悩む少年が、さまざまな人との出会いを通して、自分の音を受け止め、一人の青年へと成長していく物語です。僕自身も避けては通れなかった道でした。

 今を生き、悩みを抱えている方や、自分は何をしたらいいのか分からずモヤモヤを抱えている同世代の皆さんに、ぜひ観ていただきたいです。

 この映画が、誰かの心の支えになれたらとても嬉しいです。

■ケン役:笠原秀幸

 主人公の樹太や仲間たちが集う定食屋を地元で営みながら、彼らの成長を見守るケンを演じさせていただきました。体の成長と心の成長が同じ歩幅では進んでいかないことに戸惑う思春期。誰にも本音を言えなくなったり、誰かや何かが眩しく見えて、自分に足りないものばかりを探して落ち込んだり。この映画には、そんな、青い春がたくさん溢れています。

 いつの間にか自分自身の記憶まで呼び起こされ、フィクションではなく、まるでドキュメンタリーを見ているような没入感のある作品でした。murffin discs20周年という記念すべき企画に呼んでいただけたことを、とても光栄に思います。
尾道の美しい景色、柳沢さんの素敵な音楽、そしてsumikaさんの素晴らしい主題歌。そのすべてが重なり合ったこの作品を、ぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。

■松野雷太役:深水元基

 めちゃめちゃいい映画だっ! キイタと同じ気持ちになり青春を体感した。中学生の多感な時期はあの頃にしか味わえない特別な時間なんだ。友達、好きな人、様々な大人たちはキイタの人生にとって重要なキャスト。そんな中、キイタの父親役を演じさせてもらえたのは光栄でした。隈本監督には台本にない台詞を足して欲しいと言っていただき、キャラクターを膨らませるだけではなく生っぽさ、人間らしさを演出してもらいました。映画を観終わったあとに流れる主題歌は心に刺さりまくったよ!

■長沢花江役:板谷由夏

 尾道で過ごした優しい日々は、自分の子育てを思う良い気づきとなった気がします。少年が青年になっていく一瞬を、ぜひ美しい景色とともに体感していただけたら嬉しいです。

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