株式会社PhoenixConnect(代表:Yasuyuki Takiuchi)は、CFD自動売買EA「Phoenix PRO」の検証方針と、フォワードテストを確認する際の評価基準を公開しました。Phoenix PROでは、過去データによるバックテストだけでなく、最適化に使用していないOOS期間での再検証と、Myfxbook・Fx Blueによるリアルタイム運用情報を重視。
FX、ゴールド、日経225、株価指数、仮想通貨CFDにおける利益だけでなく、最大ドローダウン、含み損、ロット、同時保有数、銘柄別損益まで確認できる、透明性を重視した自動売買運用を提案します。

■ バックテストで利益が出ていても、実運用で同じ結果になるとは限らない

CFD自動売買EAを選ぶ際、多くのトレーダーが最初に確認するのはバックテストです。

長期間にわたって右肩上がりの損益曲線。

高い勝率。

大きな総利益。

低く見える最大ドローダウン。

こうした結果を見ると、EAを設置すれば同じように資金が増えると感じるかもしれません。

しかし、バックテストは過去の価格データを利用したシミュレーションです。

実際の取引では、過去データ上では完全に再現できない要因が加わります。

・リアルタイムで変化するスプレッド
・注文価格と約定価格のずれ
・スリッページ
・約定遅延
・注文拒否
・ブローカーごとの銘柄仕様
・取引時間の違い
・相場急変時の流動性低下
・未知の相場環境

バックテストは重要ですが、それだけでEAの将来性や実運用性能を断定することはできません。

Phoenix PROでは、バックテスト、OOS検証、フォワードテストを組み合わせ、一つの結果だけに依存しない検証を重視しています。

■ フォワードテストとは、未知の相場でEAを動かす検証

バックテストは、すでに結果が分かっている過去相場でEAを検証します。


フォワードテストは、これから形成される未知の相場でEAを稼働させ、その取引結果を記録します。

バックテストでは、長期間の相場を短時間で検証できます。

フォワードテストでは、実際の時間経過、スプレッド、約定条件、取引環境を含めた挙動を確認できます。

両者には、それぞれ異なる役割があります。

バックテストで、長期的な売買傾向を確認する。

OOSで、最適化に使っていない期間でも大きく崩れないかを確認する。

フォワードテストで、現在の相場とブローカー環境における実際の挙動を確認する。

どれか一つだけを正解とするのではなく、複数の検証結果が同じ運用特性を示しているかを見ることが重要です。

■ 最適化期間だけで優秀な設定を選ぶ危険性

EAのパラメーターを作成するときは、複数の設定値を組み合わせてバックテストし、成績の良い候補を抽出します。

この工程が最適化です。

しかし、最適化に使用した期間で最も大きな利益を出した設定が、将来の相場でも最も優れているとは限りません。

過去の値動きへ細かく合わせすぎている可能性があるからです。


例えば、強い上昇トレンドが続いた期間だけで最適化すれば、買いに偏った設定が優秀に見えることがあります。

値動きの小さいレンジ期間だけで最適化すれば、細かな反転へ適応した設定が選ばれる可能性があります。

しかし、相場環境が変化すれば、その優位性が失われることがあります。

過去の一部分に最も適合した設定ではなく、異なる相場環境でも一定の挙動を維持できる設定を選ぶ必要があります。

■ OOS検証で、未知の期間への耐性を確認

OOSとは、アウト・オブ・サンプルの略で、最適化に使用していない期間を指します。

まず、OPT期間で複数の設定候補を抽出します。

次に、その設定をOOS期間へ適用し、未知の価格データでも機能するかを確認します。

OOSで確認すべきなのは、OPTと同じ利益額を再現できるかだけではありません。

・最大ドローダウンが極端に悪化していないか
・取引回数が大きく減少していないか
・勝率だけが不自然に崩れていないか
・平均利益と平均損失の関係が維持されているか
・一度の大きな利益だけへ依存していないか
・相場環境が変わっても損失を管理できているか

利益がOPTより小さくなっても、リスクと取引特性が許容範囲に収まっていれば、特定期間への過度な適合を抑えられている可能性があります。

■ フォワードテストは、現在の利益額だけを見ない

フォワードテストを確認すると、最初に総利益や現在の収益率へ目が向きます。

しかし、利益額だけでは運用リスクを判断できません。

同じ10%の利益でも、最大ドローダウンが3%の運用と30%の運用では、必要な資金と心理的負担が大きく異なります。


確認すべき項目には、次のようなものがあります。

・最大ドローダウン
・現在の含み損益
・残高と有効証拠金の差
・取引回数
・勝率
・プロフィットファクター
・平均利益
・平均損失
・最大利益
・最大損失
・最大連敗数
・平均保有時間
・同時保有数
・銘柄別損益
・使用ロットの変化

利益が出ているという結果だけでなく、その利益へ到達するまでに、どの程度の損失と変動を経験したのかを確認します。

■ 残高曲線だけでは、含み損を把握できない

確定損益だけを見ると、安定して利益が積み上がっているように見えるEAでも、裏側で大きな含み損を抱えている場合があります。

損失ポジションを決済しなければ、残高曲線は大きく下落しません。

しかし、有効証拠金は減少し、実際の口座リスクは拡大しています。

フォワードテストでは、残高だけでなく、エクイティの推移も確認する必要があります。

残高と有効証拠金が大きく離れていないか。

損失ポジションを長期間保有していないか。

含み損が増えるたびに追加ポジションを建てていないか。

確定利益の裏側に、未確定の大きな損失が残っていないか。

最終的な利益率より、現在口座が抱えているリスクまで確認することが重要です。

■ 高い勝率が、安全な運用を意味するとは限らない

勝率が高いEAは、心理的に魅力があります。


10回中9回勝つEAと、10回中5回勝つEAであれば、前者のほうが優れているように見えます。

しかし、勝率90%でも、平均利益が小さく、平均損失が極端に大きければ、一度の損失で多数の利益を失う可能性があります。

反対に、勝率が50%以下でも、平均利益が平均損失を上回っていれば、長期的に利益を残せる場合があります。

重要なのは、勝率だけではありません。

勝率。

平均利益。

平均損失。

最大損失。

プロフィットファクター。

ドローダウン。

これらの関係を総合的に確認する必要があります。

Phoenix PROは、すべての取引に勝つことではなく、利益方向の値動きを伸ばし、想定が外れた取引の損失を管理する構造を重視しています。


■ ロットが変化した理由を確認する

フォワードテストで大きな利益が出ていても、途中からロットが急激に増えている場合があります。

損失後にロットを増やす。

含み損が増えるたびに追加注文する。

運用開始時よりも大幅に取引数量を増やす。

このような方法では、利益が拡大する一方で、将来の損失も急激に大きくなる可能性があります。

Phoenix PROのフルオートモデルでは、口座資金、許容リスク率、損切り距離、銘柄仕様から取引数量を計算するリスク%ロットを利用できます。

口座資金や損切り距離が変化すれば、計算ロットも変化します。

重要なのは、なぜロットが変わったのかを説明できることです。

利益を増やすために感覚的にロットを上げたのか。

設定されたリスク率に基づいて調整されたのか。

フォワードテストでは、損益だけでなく、取引数量の推移も確認する必要があります。

■ 最小ロット過大リスク回避の動作も確認

少額口座や契約サイズの大きいCFDでは、リスク%ロットで計算された適正数量が、ブローカーの最小ロットを下回る場合があります。


このとき、最小ロットを強制して注文すると、設定した許容リスクを超える可能性があります。

Phoenix PROでは、最小ロットでもリスクが過大になる場合、新規エントリーを見送る保護機能を利用できます。

そのため、売買シグナルが出ていても、フォワードテスト上では注文が行われない場合があります。

これは取引機会を逃したのではありません。

安全な数量で注文できないため、資金管理を優先した結果です。

取引回数だけを見るのではなく、注文しなかった理由まで理解することが重要です。

■ 銘柄別の成績を分けて確認する

複数銘柄を運用するEAでは、口座全体が利益になっていても、一つの銘柄だけが利益の大部分を生み出している場合があります。

例えば、ゴールドでは利益が出ていても、日経225やFXでは損失が続いている可能性があります。

反対に、複数の銘柄が少しずつ利益を積み重ねている場合もあります。

確認したいのは、次の点です。

・どの銘柄が利益を生んでいるか
・どの銘柄がドローダウンを拡大させているか
・特定銘柄の一度の利益へ依存していないか
・複数の相関銘柄が同時に損失を出していないか
・銘柄ごとのロットが適切に調整されているか

口座全体の利益だけではなく、利益と損失の発生源を分解して確認します。

■ 複数銘柄運用では、相関リスクを見る

US30、US500、US100を同じ方向で保有する。

BTCUSDとETHUSDを同時に買う。

JP225と米国株価指数を同じ方向で取引する。

複数銘柄へ分散しているように見えても、相場が同じ要因で動けば、複数ポジションが同時に損失になる可能性があります。

フォワードテストでは、同時保有数だけでなく、どの銘柄を同時に保有していたかも確認する必要があります。

1回の取引リスクが一定でも、複数の相関銘柄を同時に保有すれば、口座全体の合計リスクは増加します。

Phoenix PROでは同時最大ポジション数を設定できますが、銘柄間の相関まで完全に消すものではありません。

ポートフォリオ全体で、どの方向へリスクが集中しているかを判断する必要があります。

■ ブローカーが変われば、同じEAでも結果が変わる

同じPhoenix PROと同じパラメーターを使用しても、ブローカーが変われば結果が異なる可能性があります。

CFDでは、ブローカーごとに次の条件が異なるためです。

・価格配信
・スプレッド
・約定速度
・スリッページ
・取引時間
・契約サイズ
・ティック価値
・最小ロット
・ロット刻み
・必要証拠金
・ストップレベル

同じJP225でも、ブローカーによって1ロット当たりの損益額が異なる場合があります。

US100が、別のブローカーではUSTECやUSTECHとして提供されることもあります。

フォワードテストを見るときは、どのブローカー、どの口座タイプ、どのサーバー、どの銘柄仕様で運用されているかを確認する必要があります。

■ デモ口座のフォワードテストにも役割がある

デモ口座では、EAのエントリー方向、決済条件、ロット計算、エラーの有無などを確認できます。

実際の相場価格を利用しながら、資金を失わずに運用挙動を確認できる点が利点です。

一方、リアル口座では、実際の流動性、約定速度、スリッページ、注文拒否などが結果へ影響します。

そのため、デモ口座の成績がそのままリアル口座で再現されるとは限りません。

しかし、デモフォワードテストに意味がないわけではありません。

売買ロジックが想定どおり動いているか。

適切なロットが計算されているか。

損切りと利確が設定どおり発動しているか。

ブローカー固有のエラーがないか。

これらを確認する第一段階として有効です。

■ 短期間の利益や損失だけで結論を出さない

フォワードテスト開始直後に利益が出ると、EAが非常に優れているように見えます。

反対に、開始直後に数回負けると、ロジックが機能していないように感じます。

しかし、数回の取引だけでは、EA本来の性質を判断できません。

トレンド相場を対象とするEAであれば、レンジ相場では取引回数が少なくなる場合があります。

利益を伸ばす設計であれば、一定期間の停滞後、一度のトレンドで利益を回復することもあります。

重要なのは、

どのくらいの期間を検証したか。

どの程度の取引回数があるか。

どのような相場環境を経験したか。

です。

短期的な勝敗だけでEAを停止したり、ロットを急に上げたりするのではなく、事前に決めた評価期間と基準に沿って判断する必要があります。

■ Entry GuardとMargin Saverの防御挙動も評価

フォワードテストでは、売買ロジックの利益だけでなく、防御機能がどのように動いたかも確認する必要があります。

Entry Guardは、月末月初の警戒期間や、スパンモデルの方向に反する新規注文を監視します。

条件によっては、ロットを縮小したり、新規注文を制限したりします。

Margin Saverは、口座全体のドローダウンを監視し、設定水準へ到達した場合に損失ポジションを整理します。

これらが作動すると、通常の売買ロジックだけを動かした場合とは結果が変わります。

利益を最大化するために取引を続けたのではなく、口座防御を優先して取引量を減らした可能性があります。

フォワードテストでは、注文した結果だけでなく、注文を止めた結果も評価対象になります。

■ フォワードテストが将来の利益を保証するわけではない

リアルタイムのフォワードテストで利益が出ていても、将来も同じ結果になるとは限りません。

市場のボラティリティは変化します。

金融政策が変わる。

市場参加者が変わる。

ブローカーの銘柄仕様や取引条件が変更される。

これまで機能していたパラメーターが、将来の相場で同じように機能する保証はありません。

フォワードテストの役割は、未来の利益を約束することではありません。

現在の相場でEAがどのように取引し、どの程度の利益、損失、ドローダウンを経験しているかを確認できる状態にすることです。

利益を保証する証拠ではなく、利用者がリスクを判断するための材料です。

■ Phoenix PROは、売買結果だけでなく運用構造を検証する

Phoenix PROのフォワードテストで確認したいのは、最終利益だけではありません。

Chikou Span Arrowが、どのような場面で売買方向を捉えたか。

スパンモデルの雲とBackground Biasが、取引方向をどのように制限したか。

Entry Trend Filterが、上位足との逆行をどの程度抑えたか。

Auto Fiboが、価格位置の判断へどのように作用したか。

Rikaku HistogramとATRが、利益と損失をどのように管理したか。

リスク%ロットが、損切り距離と口座資金に応じてどのように変化したか。

Entry GuardとMargin Saverが、どの場面で防御を優先したか。

利益が出たという事実だけでなく、その利益と損失が、どのような運用構造から生まれたのかを確認します。

■ 公開成績を見るだけでなく、自分の環境で段階的に検証

公開フォワードテストで優れた結果が出ていても、自分が利用するブローカー、口座タイプ、銘柄、時間足では異なる挙動になる可能性があります。

導入時には、次のような段階的検証が重要です。

過去データのバックテストで長期傾向を確認する。

OOS期間で未知の相場への耐性を確認する。

公開フォワードテストで現在の運用挙動を確認する。

自分のデモ口座で注文、決済、ロット計算を確認する。

少額のリアル口座で約定差と心理的負担を確認する。

問題がなければ、許容できるリスク範囲で運用する。

EAを信じるか疑うかという二択ではありません。

確認可能な情報を積み重ね、自分の資金とリスク許容度に合うかを判断することです。

■ 派手なバックテストではなく、確認できる運用を選ぶ

過去の利益だけを掲載しているEA。

含み損を確認できないEA。

使用ロットが増えた理由を説明できないEA。

どのブローカーで運用しているか分からないEA。

損失時の防御構造が明確でないEA。

こうした状態では、利益が出ていても、自分が同じ運用を継続できるかを判断できません。

Phoenix PROが重視しているのは、必ず利益を生み出すという約束ではありません。

バックテスト、OOS、フォワードテストを通じて、売買ロジックとリスクを確認できる状態を作ることです。

現在の利益だけでなく、

どの程度の損失を経験したか。

どの銘柄で利益や損失が発生したか。

どの程度のロットで取引したか。

含み損をどこまで抱えたか。

どのような相場で苦戦したか。

口座防御がどのように作動したか。

ここまで確認したうえで、自分の運用目的に合うかを判断する。

Phoenix PROは、見えない期待へ資金を預けるのではなく、確認可能な情報をもとにCFD自動売買を選びたいトレード経験者へ、検証可能な運用環境を提供します。

■ Phoenix PROのフォワードテストを公式ページで公開

Phoenix PRO、Phoenix PRO Full Auto、Phoenix PRO Xの売買機能、バックテスト、OOS検証、リアルタイム・フォワードテスト、対応銘柄、資金管理、導入方法は、公式ページで確認できます。

?【CFD 自動売買 EA フォワードテスト】Phoenix PRO|スパンモデルEA・FX・ゴールド・指数・仮想通貨CFD対応
https://www.phoenixconnect.jp/Phoenix_PRO

※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資行動を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

【画像 https://www.dreamnews.jp/press/356633/images/bodyimage1


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