5月17日、大阪・日本橋でコスプレイベント「第19回 日本橋ストリートフェスタ2026」(通称:ストフェス)が開催された。同イベントは、日本橋の電気街「でんでんタウン」周辺を舞台に、地域活性化を目的として2005年にスタート。
30℃を超える厳しい暑さの中、今年は昨年を上回る24万人が訪れ、街全体がコスプレイヤーと来場者の熱気で包まれた。『ENTAME next』では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーの撮り下ろしスナップを直撃インタビューとともにお届けする!

【写真】やーにゃさんのシノン(『ソードアート・オンライン』)コスプレ撮り下ろしカット【13点】

今回話を伺ったのは、ライトノベル『ソードアート・オンライン』の狙撃手・シノンに扮した、やーにゃさん。ライフル「ヘカートII」を携えて初のストフェスに乗り込んだ彼女は、月13万円をコスプレに注ぎ込み、バイトを掛け持ちしながら活動する大学3年生。「今しかできない」と就活より趣味を優先する覚悟、親には言えないお金事情、そして将来の夢について話を聞いた。

――今日のストフェスは、すごい熱気ですね。初めての参加だとお聞きしました。

やーにゃさん そうなんです! 人がすごくたくさんいて、コミケとちょっと似ているんですけど、また違う熱狂というか、すごいなって感じました。初めてのストフェスなので、一番思い入れのあるキャラクターで参加したくて。

――『ソードアート・オンライン』のシノンとは、思い入れが強いキャラクターなんですか?

やーにゃさん このキャラクターがめちゃくちゃ好きで、コスプレはもう10回ぐらいやっています。だから初のストフェスは絶対にシノンだなって決めていました。

――携えていらっしゃる大型狙撃銃「ヘカートII」もすごい迫力です。かなり作り込まれてますよね。


やーにゃさん これは自分では作れないので、オーダーメイドで作ってもらったんです。特にこのスコープの部分がこだわりポイントで、実際のライフルスコープを使っているので、覗いたらちゃんと見えるようになっているんですよ。

――本格的ですね!この銃身の傷もリアルですが、これもオーダーで再現されたものですか?

やーにゃさん あ、この傷は使っているうちに勝手につきました(笑)。リアルな感じが出て、これはこれでいいかなって。

――そもそも、コスプレを始められたきっかけは何だったのでしょうか。

やーにゃさん 大学の新歓のときに、コスプレサークルの人たちが派手な格好をしていて、「なんやろう?」って気になったのがきっかけでした。それまでは見る専門だったので。

――活動歴はどれくらい?

やーにゃさん ちょうど3年目に入ったところなので、活動しているのは大体2年ぐらいですね。

――実際にコスプレをやってみて、いかがでしたか?

やーにゃさん いや、もう「結構お金がかかる趣味だな」って思いました(笑)。

――差し支えなければ、月にどれくらい費用がかかっているか教えてください。

やーにゃさん 月によりますけど、大体10万から13万ぐらいは使っちゃいますね。

――月13万円!その費用は、どうやって工面されているんですか?

やーにゃさん いろんなバイトを掛け持ちして稼いでいます。
カフェだったり、コンビニだったり。本当にコスプレするために頑張っている感じですね。

――ちなみに、アルバイト代は月にどれくらいになるのでしょう。

やーにゃさん えー、稼ぎは……月10万円なんですけど、本当にギリギリで。

――10万円稼いで、13万円がコスプレに消える、と。

やーにゃさん そうなんです。実家暮らしなので、親からお小遣いも少しもらっていて、大体月に13万円ぐらいになるんですけど、そのお小遣いも全部コスプレに"ぶっぱ"している、みたいな(笑)。

――えっ、親御さんはそのことをご存じなのですか?

やーにゃさん いや、「生活用に」ってもらっているので、ナイショ……みたいな感じです(笑)。就活の時期なんで、親からは「コスプレは控えて」って言われているんですけど、めちゃくちゃ反抗しています。「今しかできないかもしれない!」って言って、ちょっとずつ説得してて。

――将来は、どんなお仕事を考えていらっしゃるのでしょう。

やーにゃさん 大学ではマーケティングを学んでいて、将来はそっち方面の仕事に就きたいなと思っています。


――コスプレ活動でやっていきたいことはありますか?

やーにゃさん 写真集みたいなのを作りたいなって、ずっと思っていて。「コミケ」で頒布するんじゃなくて、本当にただの趣味用で。いつもお世話になっている知り合いのカメラマンさんとかレイヤーさんに、「見て!」って押し付ける感じでやりたいなって。

――素敵な目標ですね。いつ頃までに、と考えていらっしゃるんでしょうか。

やーにゃさん いや、ちょっと今年中にはやりたいなって思っているんですけど……就活が(笑)。ちょっと忙しいですけど、無理せず頑張りたいです。

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