AKB48の68thシングル『好きish』が絶好調だ。MV(ミュージカルビデオ)の再生回数は1000万回を突破。
2作連続でセンターに立つ伊藤百花のバズりも相まって、ブレイク再びの勢いを見せている。そんなシングルの選抜メンバーから18期生の3人(秋山由奈、新井彩永、八木愛月)に現在の心境について迫った。

【関連写真】18期生の3人(秋山由奈、新井彩永、八木愛月)の撮りおろしカット【7点】

――『好きish』は首のアイソレ(=アイソレーション。体の一部だけを動かす、ダンスの基本動作)で注目を集めていますが、3人ともアイソレは得意ですか?

八木 みんな上手です。修行中ですけど、できることはできます。

――どんな練習をすればいいんですか?

秋山 胸の前に手を合わせて、首だけ横に動かす練習をします。顎を肩と平行に動かすイメージをしながら練習するといいですね。

新井 伸ばした両手を頭の上で合わせて、耳を腕にくっつける練習も効果的です。私はゆっくりだったらできます。

八木 速く動かそうとすると難しいので、まずはゆっくりやるといいです。

秋山 ダンスの基礎ですね。

八木 私は高校がダンス部だったけど、その前からできたよ。
首を動かしながら、「イエーイ!」みたいな。

秋山 私もふざけながらいつの間にか習得した。

新井 いや、そんなことはやらないです。陽キャしかやらない。

八木 私たち、陽キャだ(笑)。

――ダンスって「えっ、これが流行るの⁉」みたいなことがありますよね。

八木 たしかに。『恋するフォーチュンクッキー』も誰でも真似できるからいいんだよね。興味本位で真似してくれるから。この間のオンラインサイン会で、「見て見て!」ってファンの方が画面越しに見せてくるのがかわいい(笑)。
秋山 TikTokでバズるのは単純な振り付けだよね。

――MVはどんな感じに仕上がりましたか?

秋山 めっちゃかわいいよね!

八木 メンバーも何回も観たくなるよね。
今回は素の私たちを楽しんでいただけるパーティーみたいなMVです。パステルカラーの衣装もかわいいし、女の子がかわいいな、憧れるなと思ってくれるような仕上がりです。そういうところが刺さってるんじゃないかな。かわいいものは男の子も好きじゃないですか。イコール全員好きなんです。

秋山 撮影地はホテルなんですけど、学校じゃない場所で学校っぽく撮影していただきました。海外のプロムパーティのイメージで、ストーリーはいともも(伊藤百花)の脳内に私たちが飛び込んで、好きな男の子にアプローチできるよう応援するというものです。

新井 今回は『ヘビーローテーション』がオマージュされたシーンもあって、枕投げをしたり寝そべったりしています。メインのセットは、AKB48の楽曲タイトルが英語になって看板に書いてあったりという仕掛けがしてあります。振り付けは槙田紗子さんで、MVでバズらせようということで、全員がアイソレするシーンも入っています。

――メインのパーティ会場の看板に「ENCHANTMENT UNDER THE SEA」と書いてありますが、どういう意味ですか?

新井 これはですね……。

――ちょっと待ってください。
英語が話せる新井さんじゃなくて、八木さんお願いします。

八木 何これ!? あんだー・ざ・しー? 海の下ってこと?

新井 直訳(笑)。

八木 海の下だから……深い! その上は何て読むの?

新井 (発音よく)エンシャントメント。

八木 えんしゃん? 知らねー(笑)。

新井 監督が言ってたじゃん。「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくるのをそのまま使った」って。

八木 あー、言ってた!

新井 「魅惑の深海パーティ」みたいな意味だよ。

八木 魅惑か……。魅惑ね。

――『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は世代的に当然間に合っていないですもんね。

八木 観たことあります! こんなの書いてあったっけなぁ。

新井 私はミュージカルを観に行きました。


秋山 そうなんだ。ミュージカル好きだもんね。

――で、ENCHANTMENTはどんな意味でしたっけ?

八木 えーっと……パーティですよ、パーテイ。

新井 忘れてるじゃん(笑)。

八木 違った。「仲を深めよう」みたいなことですよ。

秋山 どういうこと?

八木 時間がないので次いってください。

――そうします(笑)。

――この3人といえば18期生ですが、年明けに同期全員で集まったそうですね。その後はどうですか?

八木 おかげさまで忙しくて、なかなか集まってないですね。

秋山 もう半年以上経ったから、そろそろね。

新井 半年に1回は集まりたいよね。
決起集会を。

――今年はどんな気持ちで活動してきたのかを知りたいです。

八木 昨年は20周年イヤーということで、多くのOGの方々とご一緒させていただき、私たちにとって大切なターニングポイントでした。その経験を経て、今回のMVが完成したといっても過言ではありません。どういうことかというと、みんなの素を出せたんです。枕投げのシーンはみんなかわいい顔をしようなんて思っていなくて、バンバン投げていて、その素の表情を楽しんでもらえます。去年、OGの先輩方に、「もっとその場を楽しんで、感情をぶつけたほうがいいよ」と言っていただけたことがこのMVにつながりました。

秋山 20周年コンサートが終わった後、OGのファンだった方が今のAKB48の現場に戻って来てくださいました。そんな方々を離さないようにするために今年の前半は活動してきました。この数か月の握手会やお話し会でも、「最近、AKB48を好きになりました」という方が植えています。前回のシングルでAKB48のことを「好きかもしれない」という方を、今回のシングルで「好き」にできたと思います。もちろんそんな方をもっと増やしていきたいです。


八木 ………魅惑か。

新井 今⁉

秋山 ずっと考えてたんだ(笑)。

八木 思い出したから言いたくなった(笑)。

――新井さん、話を戻してもらっていいですかね。

新井 わかりました。さっき、あづが言っていたように、今回のMVでみんなが殻を破れたのは20周年の期間がやっぱり影響していて。今の自分たちを届けようという方向にシフトできた気がしています。そして、今回のシングルはそんなAKB48の魅力を届けられる曲をいただけたのかなと思っています。

――握手会に来てくれるファンの人が増えているみたいですね。

秋山 めちゃくちゃ増えています。広い会場が(ファンの体温で)朝からあったかいんです。その状態が夜まで続きます。自分のレーンにもたくさんの方が来てくださって。

八木 「初めまして」の方だらけです。海外の方が増えました。7割は海外の方です(八木の個人的見解)。

秋山 そんなに⁉

八木 そう。海外の方はみんな「好きish~!」って言ってくれます。

新井 たしかに英語を話せるアジア圏の方が多いです。

――いい反応ですね。これはもう大晦日の歌番組に行くしかないですね。

八木 行きたいです! この波に乗りたいですね。去年はOGの方々と一緒に出演できたんですけど、この感動を私たちだけで味わいたいです。「自分たちだけ」の感動を私たちはまだ味わっていないので。絶対感動すると思います。

――その前に、9月にはKアリーナ横浜でのコンサートが控えています。

新井 私、Mr.ChildrenさんのライブにKアリーナ横浜へ行かせていただいたことがあるんです。とにかく広かったです。そんな会場のステージに立つのかと思って。

八木 3つのコンセプトで開催するのも初めての試みで。“推し席”があるのも私たち世代にとっては初めてですが、AKB48にしかできないコンサートを作っていきたいです。

――その推し席ですが、中間発表がありましたね。誰の推し席に座りたいのか、得票のパーセンテージが順位になって発表されました。

八木 ドキドキでした。こんな感情になったことないというくらい複雑でした。発表される日、私は劇場公演だったんですけど、そのことで頭がいっぱいで。めちゃくちゃ不安でした。でも、あの結果(6位)が出て、応援してくださる方がいることのありがたさを実感しました。

新井 選抜総選挙を経験していない私たち世代にとって、順位が発表されることはドキドキで、不安でした。不安というと、応援してくださる方のことを考えると、その言い方はしたくないですけど、自分が何位なんだろうってやっぱり気になりますから。中間発表とはいえ、8位という順位をいただいて、「正直、さえちゃんがこんなに高いと思わなかった」という声もあって、嬉しさも悔しさもありました。自分が16位以内に入るかどうか不安に感じていた自分への悔しさというか。でも、この企画でAKB48全体が盛り上がるならいいことだと思います。

秋山 私は競うのが好きじゃないので、推し席に関してはプラスに考えられませんでした。発表された順位(12位)に関しては私への期待も感じたけど、これがすべてじゃないとも思いました。コンサート当日は、その席に座ってくださる方を一番に楽しませたい気持ちでパフォーマンスしたいです。

――Kアリーナ横浜、キャパは春のコンサートをやった代々木競技場第一体育館よりも大きいです。

八木 私たちにとっては一番大きい会場です。想像できないですね。

秋山 どんな感じなんだろう?

新井 奥行がある感じ。ガーデンシアターに似てるかも。

秋山 どんな場所でも、やることはただひとつ。頑張るだけです。期待していてください。

▼プロフィール
・秋山由奈
2005年12月12日生まれ。千葉県出身。18期生。

・新井彩永
2005年10月5日生まれ。東京都出身。18期生。

・八木愛月
2005年3月22日生まれ。東京都出身。18期生。

▼ファンの声から生まれた3つのコンセプトのコンサート開催!
Supported by ローソンチケット
AKB48 THREE CONCEPTS LIVE in K-Arena Yokohama
日程:9月26日(土)・27日(日) 会場:K-Arena Yokohama

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