一ノ瀬ワタルは、映画 『四月の余白』の公開を迎え、「何か変わりたいと思っている人のきっかけになれば」と作品に込めた思いを語った。吉田恵輔監督から一ノ瀬を主演に起用した理由も明かされた。
○一ノ瀬ワタルからメッセージ「何か変わりたいと思っている人のきっかけになれば」
映画 『四月の余白』 公開記念舞台挨拶が27日に都内で行われ、一ノ瀬ワタル、夏帆、上阪隼人、山崎七海(※崎はたつさき)、田恵輔監督が登壇した。
本作で映画初主演を務めた一ノ瀬は、初日を迎えた心境を聞かれると「もちろんすごく嬉しいですし、こんなに足元が悪い中で来ていただいて嬉しいっすね!」と喜びをあらわに。一方で「内容的にも、見る人によっていろんな見方ができる作品なので、不安というのもあります」と率直な思いも打ち明けた。
田監督は作品について「脚本を書いている時は“これ誰が見るんだ?”と思うくらい地味な話だと思っていた」と苦笑しながらも、「素敵なメンバーが集まって、出来上がってみたら、自分で言うのもなんだけど、結構いい映画になったと思う」と作品への自信をのぞかせた。
また、一ノ瀬を主演に起用した理由についても言及。「柔らかくて人懐っこい人なんですけど、過去には悪役をたくさん演じてきた。何人殺して何回殺されたかわからないくらい(笑)。悪役のイメージがあるけど、今は“いい人”というイメージもあって、この役にぴったりだと思った」と語ると、一ノ瀬は照れた様子で「そんな、皆さんの前で褒めていただいてありがとうございます」と笑顔を見せた。
最後に一ノ瀬は「この作品が、何か変わりたいと思っている人のきっかけになれば」とメッセージを送っていた。
【編集部MEMO】
映画『四月の余白』ストーリー
元半グレで元受刑者の過去を背負う西健吾(一ノ瀬ワタル)は、海の見える地方都市で全寮制更生施設「みらいの里」を運営している。実体験を糧に道を踏み外しかけた子供たちに体当たりで向き合うが、体罰も辞さない更生方針は教育関係者から批判されていた。ある時、中学教師の冬子(夏帆)から手に負えない生徒の海斗(上阪隼人)と、鑑別所帰りの悠について相談を受ける。

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