LIFULL HOME'Sは、東京23区の中古マンションの築年数別反響割合についての調査結果を7月21日に発表した。調査は2020年~2026年6月までの期間、同サイトで掲載された東京23区の中古マンションを対象に行われた。


LIFULL HOME'Sに掲載された中古マンションの掲載割合と反響割合を築年数別に調査したところ、ユーザーからの「反響(問合せ)」のシェアでは、掲載割合では6~8%で横ばい傾向だった「築51年~」の物件が、2018年から2026年で約5.7倍(3.9%→22.2%)に高まっていることが分かった。

また、「築41~50年」の物件と反響シェア(26.9%)を合わせると、「築41年以上」の物件で反響シェアの約半分(49.1%)を占めるまでシェアが高まっていることが明らかになった。

しかし、「掲載シェア」を見ると、「築41年以上」の築古物件のシェアは多少拡大しつつも、2026年では18.3%にとどまっており、反響シェアの49.1%とは差がある状況。

近年、資材価格の上昇、人件費の高騰、都心エリアの地価上昇などを理由に新築マンション価格は上昇している。新築に連動して、都心の中古マンション、特に代替となる築浅マンションの需要も高まることで価格も上昇している。

同社に掲載された中古マンションの掲載価格を2018年と2026年で比較してみても、築年数が浅いものほど上昇率が高い傾向となった。

新築マンション価格の高騰が続く中、中古マンション市場では築年数よりも価格や立地、リノベーションのしやすさを重視する動きが強まっている。今回の調査は、そうした需要の変化を裏付ける結果といえそうだ。
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