岡田将生(36=写真)主演の連ドラ「田鎖ブラザーズ」(TBS系=金曜夜10時)。6月12日に第9話が放送され、いよいよ最終回へ。

マコト(岡田)とミノル(染谷将太=33)の兄弟がたどり着く真相に向け、“考察”はヒートアップしている。


「『アンナチュラル』『MIU404』『最愛』などの新井順子プロデューサーが手掛けるサスペンス。前評判が高かった割には、伸び悩んだかな、という印象です」(広告代理店関係者)


 世帯視聴率はこれまで5%台で推移、レビューサイトFilmarksの星は平均3.5(6月12日現在)。一見パッとしないようだが、TVerのお気に入り登録数は68万と今期ドラマの中では上位をキープしている。


「視聴率も初回から数字を落とさず安定していますし、TBS系金曜ドラマの過去2クールよりも上。コア層、特にサスペンス好きに支持されているので、“成功”の部類に入ると思います」(テレビ誌ライター)


 ネット上では《岡田と染谷の関係性がいいし、演技合戦が見応えある》《ワンシーン、ワンカットも見逃せない緊迫感がクセになる》と高評価の声がある一方、《情報量が多いし、重すぎてついていけない》という意見も。テレビコラムニストの亀井徳明氏は「最初から万人ウケは狙っていないから、賛否があるのは当然です」と、こう続ける。


「リアタイ視聴層向けなら、もっと説明的場面があってもいいんですが、あえてそうせずに作品世界を作り上げています。初回を見た時に『これはスマホみたいな小さい画面や倍速再生で見るのを許さないタイプだな』と思いました。テレビはいろんな見方があっていいんですが、このドラマに関しては“集中”を要求してくる。それを“重すぎる”と受け止める視聴者もいるのは仕方がないでしょう」


 両親を殺されたきょうだいが真相を追うというモチーフは、東野圭吾の原作をドラマ化した「流星の絆」(2008年TBS系)と共通する。それを引き合いに《「流星の絆」に似てるけど、あっちのほうが面白かった》といった声も少なくない。


「詐欺師と警察官という違いこそあれ、確かに共通点はありますね。ただ、宮藤官九郎さん脚本の『流星の絆』は、原作の重さを緩和する遊びが随所にありました。街角でコンドームを配る20歳くらいの戸田恵梨香さんが『私も使ってまーす♪』と口にするとか。一方、『田鎖』は“家族”“喪失”“後悔”“真相”“人間の業”をひたすら描き続けているので、見応えはあるけれど、息苦しさを感じる人もいる。森山直太朗さんの主題歌も内容とリンクしていて素晴らしいんですが、意味や主張が強すぎるゆえに、視聴者を追い詰めてしまうよう一面もあったのでは」(前出の亀井徳明氏)


 要するに、“緻密に作りこみ過ぎてライトな視聴者からは引かれた”ということなのか。わざわざ主題歌まで森山直太朗に作ってとお願いした新井Pの気合が空回りしたのか。


「そこまで振り切っても視聴率が5%を切らずに安定していたということは、のちに“神ドラマ”と称される資格があるとも言えます」(前出のテレビ誌ライター)


 物語の結末は気になるが、6月19日の最終回放送後の世間の評価はもっと気になる?


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 イメージが真っ二つに分かれているという。関連記事【もっと読む】『濱田岳と岡田将生の明暗分けた“イメージ格差” 同日発進ガチンコ刑事ドラマ対決の行方』…では、濱田岳と岡田将生がそれぞれ出演している刑事ドラマについて伝えている。


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