【ネオ・この有名人の意外な学歴】#11
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乃木坂46卒業から6年近くたつ今も、現役を含めた歴代メンバーの人気投票を行えば、そのほとんどでトップにくる白石麻衣(33)。「一番のライバルは同じ1期生の西野七瀬(32)ですが、一昨年に俳優の山田裕貴(35)と結婚してからは脅かす存在ではなくなった」と女性アイドルグループの動向に詳しい芸能記者。
群馬県北部の沼田市で生まれ育った白石は小学校高学年になると、ファッションの世界に興味を持ちだす。3歳上の姉がながめている女性誌を横から見て、将来はモデルかスタイリストになりたいと思うようになった。地元では評判の美少女だった。
公立中学に進むと、スターの片鱗をのぞかせる。といっても、美少女としてではない。スポーツ選手としてである。運動神経は抜群だった。最初に入っていた吹奏楽部からソフトボール部に転部すると、まもなくレギュラーに昇格。ポジションはセカンド。俊足を生かし、ヒットを量産した。
美人でスポーツ万能となれば、クラスの人気者となるのは自然な流れ。
中3になっても白石への攻撃はおさまらず、次第に不登校に。学校に行っても、教室に入ることはできず、別室で自習した。なんとか中学卒業のめどはついたものの、このままイジメが続くことを心配した母が別の地区の高校に行くことを提案。母とともに埼玉県に引っ越し、私立小松原女子高校に入学した。白石の卒業後に同校は浦和麗明高校と改称し、共学化している。今年は国公立大38人、早慶上理63人、GMARCH251人の合格者を出すなど、中堅の進学校として知られる。
白石は保育士を目指していたが、高3の進路相談で東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)の存在を知る。
夏休みにTSMの体験授業に参加。授業を受けていると、中学時代に少しだけ在籍していた吹奏楽部のことがよみがえってきた。その日、家に戻ると、TSMに入って音楽の道に進みたいと話した。両親はかねて決めていた短大進学を望んだが、娘の真剣な顔を見て渋々、折れた。
この方針転換は、白石を推すことになる未来のファンたちにとっては朗報だった。TSMに来ていなければ、乃木坂46に入ることもなかったからだ。「こんなオーディションがあるから受けてみたら」と勧めてくれたのはTSMの担当講師だった。3万8934人の中から1期生36人が選ばれ、白石のアイドル人生が始まることになるのである。
(取材・文=田中幾太郎/ジャーナリスト)

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