6月24日から上演される舞台「死が二人をわかつまで」に出演するいしだ壱成(51)。一時、芸能活動をセーブしていたが2024年に個人事務所を設立、映像や舞台で精力的に活動。
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──今回の舞台は「うちの子にかぎって…」や「パパはニュースキャスター」などのヒットメーカーで、常に第一線で活躍してきた脚本家・伴一彦氏のデビュー45周年記念作品ですね。
「父(石田純一)は伴先生とはトレンディードラマで何本もタッグを組んでいますが、僕は初めてです。でも、僕の代表作の『未成年』や『聖者の行進』の脚本家・野島伸司さんは伴先生の弟子筋にあたり、言ってみれば『大先生』の作品ですから、お話が来た時にはうれしいのと同時に非常に緊張しました」
──2組の夫婦間に起こるサスペンスコメディーとのことですが、妻役の鈴木砂羽さんとは?
「映画でご一緒したことはありますが、絡みはなかったので、本当の意味の共演は初めてです。看護師で気丈な女性という役です。僕は気弱な夫。砂羽さんは大きな針を何本も持っていて、それで相手を突き刺してくるような鋭い演技をする女優さん。僕は『体中、砂羽さんにぶっ刺されてもいい』という覚悟で、彼女のエネルギーを真っ向から受け止めたいと思っています」
──デビュー34年ですが、4年前は地方で療養生活をしていたとか。
「双極性障害(そううつ病)という精神的な病だし、正直言って生活も困窮していたので当時は芸能界に復帰できると思っていませんでした。舞台のタイトルではありませんが死の誘惑すれすれまで行きましたから……」
「俳優としての『目標』はハリウッドで仕事をすることです」
──壮絶な体験をした後の復活ですが、今後の目標は?
「50代という年齢を迎えて、俳優としての『目標』はハリウッドで仕事をすることです。父と会うと必ず言われるんです。『ロバート・デュバルのようなポリバレントな俳優になってほしい。
──若手の人材育成にも力を入れているとのことですが。
「『地方を活性化したい』という目的もあり、名古屋市や東京都内で小中学生の演劇ワークショップを開催しています。単なる演技指導ではなく、撮影現場に即応できる瞬発力を養い、俳優として即戦力を身に付けることを目指しています。逆に子どもたちから学ぶことも多いですね。それと、中国やトルコ、インドネシアでの活動を視野に入れたプロデュースという裏方の活動も実践しています」
──今回の芝居の見どころは?
「4人の登場人物の二面性の変化を見てほしいですね」
(聞き手=山田勝仁)
▽「死が二人をわかつまで」(演出=佐山泰三)は6月24~28日、新宿御苑前・サンモールスタジオで上演。ほかに田島亮、下京慶子が出演。

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