今年の開催はないと報道された、女芸人No.1を決める賞レース「THE W」(日本テレビ系)。不定期での可能性は残るものの、事実上の終了になるという。
この報道に衝撃を受けた人も多かったが、ネット上では《正直つまらなかったしな》《男女で分ける必要があったのか》《企画自体のセンスがないよ》など、大会そのものの意義を問う声も少なくない。
■今年の優勝候補だったエルフと紺野ぶるま
お笑い業界関係者によると、芸人界隈に終了の連絡が入ったのはわずか1週間前。吉本興業は出演芸人向けの対策ライブを開催しており、芸人の間でも戸惑いの声が相次いでいる。
「今年はエルフと紺野ぶるまの一騎打ちになると予想されていました。吉本としてもエルフを優勝させたかったはずですし、今年は節目となる10回目。このタイミングでの終了は誰も予想していなかったのでは」(お笑い業界関係者、以下同)
一部では終了もやむなし、という意見もあるが業界内での受け止め方はどうか。
「男女平等が叫ばれる現代でも、お笑い業界はまだまだ男社会。女性芸人が賞レースでスポットライトを浴びるチャンスは限られています。それだけに熱を入れて目指していた若手も多く、悔しさが広がっているのは確かです」
そこから飛び出した女性芸人がいたことも事実だ。
「THE Wは吉住さん(36)やオダウエダ、天才ピアニスト、紅しょうがを輩出してきた大会です。一定の意義は間違いなくあった。さらに言えば、もじゃさん(45)や牧野ステテコさん(46)、とんでもあやさん(50)といった、通常の賞レースでは弾かれてしまうタイプの芸人にスポットライトを当てた点も大きい。
「終了は粗品のせい」は本当か?
ネット上では昨年の霜降り明星・粗品(33)の辛口審査が「終了の決定打になったのでは」との見方もあるが。
「逆だと思います。実は昨年の段階で、局内では終了の話が上がっていたそうです。そこで起死回生の劇薬として粗品さんを投入した。
結果大きな話題になり、一度は『10年目もやろう』という方向で話がまとまりかけていたと聞いています。粗品さん自身も乗り気で、今年も審査員を継続する予定だったようです」
日本テレビは賞レースの運営が下手ともいわれており、「ダブルインパクト」への不満も続出している。
「『ダブルインパクト』がこんなに整備されていないのでは、どんどん悪評が出るばかりです。『THE W』は賛否ありながらも、男主流のお笑い社会に一石を投じて問題提起にもなりえましたし、確実に開催する意味はありました。いっそ粗品さんを投入したまま、『THE W』を開催し続けた方が話題になったのでは」
9年間の歴史は無駄ではなかった。
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今考えてみると、「愛のムチ」だったということか。関連記事【もっと読む】粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」…では、粗品の辛口批評に対する世間の反応について伝えている。

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