お笑いコンビオリエンタルラジオ中田敦彦(43)の妻でタレント福田萌(41)が2021年から移住していたシンガポールから《家族で本帰国しました》とこのほどSNSで発表し、世間の耳目を集めている。


 福田は《『日本か、シンガポールか』行く前は選択肢は一つしかないと思っていましたが、帰国して今思うのは、自分の人生には日本もあり、シンガポールもあるんだってこと。

選択肢がたくさん広がったことは新しい発見でした。(中略)そんなふうに軽やかに世界を移動できそうな自信がついたのは、人生の財産になりました。家族で移住したから、家族の絆が深まったこともこれまた宝物です》などとし、《焦らず、ゆっくりと日本の生活にも根を下ろして行きたいところです》と報告した。


「福田萌さんへのネットの評判は概ね好意的です」と、スポーツ紙芸能デスクはこう言う。


「福田さんは2012年に中田さんと結婚後、翌13年に長女、17年に長男、23年に次男を出産後、頼れる存在のないなかで家事育児に奮闘していました。2024年に子ども3人を連れて『ワンオペ帰国』したり、長女の中学受験を支えるのは『すごく苦しい日々だった』と打ち明けています。そうした海外経験を踏まえ、さらに帰国を単なる撤退ではなく、次の段階へと進もうという前向きな印象を持たれているようです」


 批判的な意見では《海外生活をアピールしていたのに結局戻るのか》《最初から移住を強調しなくてもよかったのでは》などもあり、《個人の自由ではあるが、わざわざ大きく報告する必要はあったのか》と、発信方法そのものへの疑問も一部からあがっている。


■単なる流行ではない、家族と人生再設計の道


「福田さん側の説明では、帰国理由は税金などお金が理由ではなく、家族の生活や将来の選択にあります。とはいえ、芸能人の移住と税金対策は、一般論として、高所得者ほど税負担の違いが大きいので、居住地を変えて節税を狙うという文脈で語られがちです。仕事の拠点を移すことの難しさなどもあり、どちらが得と単純には比べられませんが、一般人にはなかなか実現できない移住について、いろいろ考えるきっかけになっているのかもしれません」(同)


 芸能界では、移住がブームとして報じられ、優木まおみはマレーシア、本木雅弘はロンドン、SHELLYはオーストラリアと、家族移住で注目を集めている。地方移住でも、柴咲コウの北海道、松山ケンイチと小雪夫妻は北日本とのそれぞれ2拠点生活、柳葉敏郎は秋田へのUターンを報じられている。東出昌大は不倫スキャンダルから離婚を経験後、山あいで狩猟をしながらの半自給自足生活で話題である。


「海外移住は仕事の幅、教育、税制面などの観点で見られ、戦略的選択と見られる傾向があり、地方移住には生活再設計という語られ方をしがちです。ネットやテレワークの普及で働き方が多様化し、必ずしも東京に住む必然性が薄れるなか、福田さんご夫妻のように実体験を発信し、苦労した部分も共有しようというのは世間の高いニーズがあると思いますよ」(旅行代理店関係者)


 成功話だけを明らかにする姿勢が、好評の理由のようだ。


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