中道改革連合、立憲民主党、公明党が設置した合流についての協議会。9日、3党の幹事長らが2回目の会合を開いた。
そんな中、9日衆院議員会館の会議室に、中道の落選者55人(元職45人、新人10人)が結集。2月の衆院選で敗れた立憲民主党系の有志が、「今後の政治活動に関する意見交換会」を開いた。
呼びかけの文書には、<現在の政治状況を見ると、政権への不満は存在するものの、それが「次の政権への期待」へと結び付いているとは言えません><私たちは今こそ互いの経験や課題、活動状況を共有し、将来の政権交代可能な政治状況の実現に向けて尽力すべき時ではないかと考えます>などとある。
「呼びかけ人7人と事務局1人の8人が中心となって会合を開いた。呼びかけ人は党内のグループを横断したメンバー。離党者以外の立憲系の中道支部長全員に声を掛けた。座長はどのグループにも所属していない今井雅人さん(岐阜4区)になりました」(関係者)
「協力」には異論はなかったが
会合では、地元活動について「有権者の反応はなかなか厳しい」といった意見の他、政策面で「3党の方向性が一致しない場面が散見される」との懸念が出されたという。例えば、皇室典範改正案についての態度が、中道は条件付き賛成、立憲は反対と分かれたことだ。
3党合流については、何らかの形で協力することに異論はなかったものの、「合流」の他、「連立のような連携」を模索できないか、との声があった。
2時間の会合の後半は、小川淳也代表が顔を出し、落選者の意見に答える場が設けられた。小川代表は「課題を踏まえた上で一定の方向性を出していきたい」などと、抽象的すぎる“オガジュン構文”を繰り出したようだ。
「小川代表からはっきりした答えがなく、期待できる感じではなかったですね。中道の今後については『協議離婚も選択肢』と発言した人がいました。みんな逡巡しています」(参加者のひとり)
メンバーは今後もこの集まりを続けていくそうだが、55人が一つの塊となって動くのか。彼らは中道に所属してはいるものの、小川代表にとっては、自身への後押しなのか、それとも脅威か──。高市政権のデタラメで政治の劣化が著しい。「ゆ党」はフラフラ、野党は虚弱。新たな選択肢が必要だが前途多難だ。
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