【桧山珠美 あれもこれも言わせて】


 W杯ベルギー代表に要潤そっくりの選手がいると話題になっている。8日、川崎競馬公式アンバサダーとして表彰式に登場した際も、要潤の名がトレンド入り。

今週末、明智光秀役で出演中の大河「豊臣兄弟!」ではいよいよ本能寺の変が描かれ、最大の見せ場を迎える。今週はちょっとした要潤ウイークだ。


 そんな要潤は、5日放送の「徳光和夫の路線バスで寄り道の旅」(テレビ朝日系)にも出演。苦労人であることがわかり、ぐっと親しみを覚えた。


 香川県出身。高校時代は陸上選手として励んできたが、国体予選の決勝戦で敗退。卒業式翌日に深夜バスで上京。弁当屋や警備会社、居酒屋でバイトしながら俳優を目指したという。


 初テレビ出演は「笑っていいとも!」の「看板男コレクション」だったというから驚く。今回は、その時に推薦者として一緒に出演した警備会社の社長と、26年ぶりに感動的な場面もあった。下積みなどほとんどなく、「仮面ライダーアギト」で颯爽とデビューしたとばかり思っていたので、意外だった。


 さらに……。

2024年から家族とともにロサンゼルスに拠点を移し、現地の俳優学校で学んでいるという。45歳。185センチの長身に恵まれ、画面映えもする。すでにキャリアのある俳優がなお演技を学び直そうとするアグレッシブさ。いずれハリウッド映画で見られる日も近いのではないか。



「マッサン」の玉鉄は適役、悪役、脇役OK

 5日「メシドラ」(日本テレビ系)には、同じくイケオジ俳優の玉山鉄二(46)が登場した。前回番組に出演した際の陽気でおちゃめなはじけっぷりに「こんな人とは思わなかった!」と驚きの声も多数。好評につき、1年ぶりの再登場となった。


 玉鉄といえば、NHKでは彼が主演した「マッサン」を再放送中。マッサンとのギャップに唖然とする。自宅で寝ている時に娘に落書きされたと落書きだらけの顔写真を見せ、TikTokではやりの「夜の踊り子」ダンスを踊るなど陽気なこと。番組終盤に今の心境の変化の話題に。


「若い時って、カッコよく見えたいし、自分が理想とする見え方をされたいじゃない……でもそこを気にしなくなったら楽だよね……子供ができてから自分に興味がなくなった」と吐露した。


 朝ドラの主人公を演じた玉鉄が近年は敵役や悪役、脇役でもいい味を出してきたのはそういうことだったのかと納得。若いイケメン俳優が次々と出てくる。いつまでも主役の座にこだわらず、脇で存在感を示して年齢にふさわしい役を引き受ける。その方が俳優としての寿命は長いのでは。


 そういえば、いつだったか、「ぽかぽか」に速水もこみち(41)が登場し、久々に料理の腕前を披露していた。ダイソーとコラボした料理グッズを発売中とか。


 人生いろいろ、イケオジ俳優の生きる道もいろいろだ。


(桧山珠美/コラムニスト)


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