お笑いコンビ、ダイアンの津田篤宏(50)がドラマ「タイムトラベルダディ」(テレビ朝日系)にて主演を務めることが発表された。妻を亡くしたシングルファーザーの前に“未来の自分”が現れるタイムトラベルコメディーだ。


 SNSでは《絶対面白い》《世界観にめちゃ合いそう》といった声が続々と上がっている。


 演技経験が少なく、芸人である津田主演ということで、本来であれば心配の声が上がってもおかしくない。なぜここまで期待されているのか。その根拠のひとつは、脚本を手がけるヨーロッパ企画・上田誠(46)にある。


■「マリオ」や「ドラえもん」も手掛ける上田誠


 上田誠が主宰するヨーロッパ企画は、同志社大学の演劇サークルから出発した劇団だ。数多くの作品が映画・ドラマなどのメディア化されており、熱狂的なファンを持つ。その作風をドラマ業界関係者はこう説明する。


「部室にタイムマシンが現れる『サマータイムマシン・ブルース』、2分間のループを繰り返す『リバー、流れないでよ』や、『曲がれ! スプーン』のようなエスパーもの、岸田國士戯曲賞を受賞した近未来SF『来てけつかるべき新世界』など、SFファンタジー的な群像コメディが持ち味です。独特なセンスとアイデアだけでなく、笑いと物語の技術に裏付けされた作品は演劇評論家からも評価が高い」(ドラマ業界関係者、以下同)


 マニア受けする演劇が多い中、大衆にも届く作品力も上田氏の強みだという。実際に子供向け映画やアニメなど商業作品への起用経験も豊富だ。


「映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の日本語版脚本やNetflixのストップモーションアニメ『リラックマと遊園地』、2024年放送の『ドラえもん誕生日スペシャル』脚本なども担当しており、すでに構築されたキャラクターや世界観を守りながら、安定したクオリティーの物語を作ることに長けている作家です」



「名探偵津田」は演技訓練“エチュード”そのもの

 ではそこに津田が加わることで何が生まれるのか。


「津田さんは知名度も訴求力もある。

キャラクターが確立されている分、その印象力で面白いことは約束されていますし、逆にキャラクターの裏切りも期待できる。コメディに定評のある上田さんとの組み合わせは、相乗効果を生むのではないでしょうか」


 また、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の名物企画「名探偵津田」を想起するという声も聞かれる。ドッキリ企画としてスタートしたシリーズではあるが、演技力の下地となっているはずだという。


「設定と役割を与えられ、ストーリーを予測しながら自分のセリフで展開していく同企画は、演技の訓練法である“エチュード”そのもの。本業の漫才と名探偵津田で培われた自然な演技力は申し分ないでしょう」


 今後、さらに俳優業を増やすことはできるのか。


「十分やっていける能力はあると思います。本人も、いじられ芸人からのステップアップをはかりつつあるのでは。年末特番『芸人総選挙2025』でのドラマ撮影現場への密着では、取材スタッフをドラマ班に迷惑をかけぬよう一喝する場面も話題になりました。演技に対する前向きさは業界内でも好印象です」


 TBSとテレビ朝日、局をまたいでのコラボはあるのだろうか。


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 実は、かなりの演技派なのではないだろうか。関連記事【こちらも読む】“名探偵”絶賛されるダイアン津田篤宏「第2の竹中直人」の道 ギャラクシー賞CM部門大賞から連ドラ初主演へ…では、本人の活躍ぶりについて伝えている。


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