秋元康が総合プロデュースを手掛けるシアターボーイズプロジェクト「Cloud ten」が、8月2日(日)に専用シアター「Cloud ten THEATER」をオープンさせる。
『We’re Cloud ten』公演を控えた総勢30名のメンバーのなかから、今回は北凪晴(きたなぎ・はる)、福間しん(ふくま・しん)、本田高優(ほんだ・たかまさ)がSPA!の独占インタビューに登場。4月にお披露目イベントをしたばかりのまだまだ初々しい男子3人が、オーディションからこれまでの軌跡や、シアターオープンを控えた今の思い、メンバー同士のエピソードなどを包み隠さず話してくれた。
「ついに世に出れた!」喜びでいっぱいのお披露目
──3人は昨年のオーディションからの付き合いだと思いますが、お互いをなんと呼び合っていますか。北凪晴(以下、北凪):僕は「しん」「たかまさ」って名前で呼んでます。
福間しん(以下、福間):僕は北凪くんを「なぎくん」、高優を「まちゃ」って呼んでます。まちゃとは仲が良いはずなのに、全然名前で呼んでくれないんですよ。
本田高優(以下、本田):ちょうど最近、なんて呼べばいい? って会議をしていたところなんです。本来、初対面で話すべき議題なんですけど(笑)。語呂が良いので、僕はつい「ふくましん!」ってフルネームで呼んじゃうんです。それがちょっと距離を感じるから、これからは「しん!」って呼ぼうかなと。北凪くんのことは「なぎはる」って呼んでます。
──インタビュー写真の撮影や、ソロ写真の撮影は初めての方もいますよね。やってみてどうでしたか。
北凪:撮影場所がダンススタジオで鏡があったので、「あ、しんは今そんな風にポーズしてるんだ」ってポーズや仕草を盗み見しながら、自分もオリジナリティが出せるようにがんばりました。
──Cloud tenのメンバーは今年の4月23日にお披露目されましたが、お披露目イベントが終わったあとはどんな気持ちでしたか。
福間:「ついに世に出れて嬉しい!」っていう素直な気持ちがありました。それまで約半年間オーディションやレッスンをしてきて、やっと人前に立てたので。ニュースで取り上げていただけたり、たくさんの反応があったりして、感謝と喜びでいっぱいでした。
北凪:僕はこれまでアイドルや俳優などの色んなオーディションを受けてきて、やっとここにたどり着いて。そして、自分が思っていた何十倍も注目していただけて、一層気合いが入りました。「こんなに注目してもらえるところまで、自分たちが来ているんだ」って驚きもあり、実感もありでした。
本田:本田は元々歌やダンスの経験もなくて、お披露目されるまではただの学生だったんです。お披露目に集まってくださった方たちを前にして、これから自分はこうやって人前に立っていくんだって実感と責任感が湧きました。
「シアターオープンに向けて1秒も無駄にできない」(北凪)
──4月の初めてのお披露目から、毎週末に各地でのお披露目イベントが続いています。慣れないイベントが続いて大変だったと思いますが、自分たちが成長できたと感じる瞬間もありましたか。本田:正直、僕は未経験者ということもあって、最初は「経験者のみんなのなかでゆっくり成長していけたらいいなあ」なんて思っていたんです。でも、実際はのんびりしている時間はなくて、自分が成長しているのかどうかもわからない怒涛の日々。どうにかチームの輪を乱さないように、迷惑をかけないようにと、必死に取り組んでいます。
北凪:経験者だからといって楽なレッスンではなくて、特に僕は振り付けの覚えに自信がありませんでした。でも、イベントでステージの経験を重ねていくなかで、少しずつ慣れて覚えも良くなってきたと感じています。
──8月2日にはみなさんの専用シアター「Cloud ten THEATER」がお台場にオープンしますが、オープンまで1ヶ月を切って(インタビュー当時)、いまどんな気持ちでしょうか。
北凪:1ヶ月切ったいまだからこそ、一秒も無駄にできないです。寝る間も惜しむじゃないですけど、一分一秒大切に、すべての時間を大切に、オープンに向けて努力していきます。
本田:初めての公演だから、僕たちも「暗中模索」という感じなんですけど……。でも、「とにかく、来てくださる方を最高に楽しませられる公演にしたいね!」ということは、メンバーみんな共通の思いです。
福間:専用シアターは、僕たちのホームグラウンドになる場所じゃないですか。ホームというからには、ファンの方やこれからファンになってくれる方にとっても、「第二の家」と思えるような居心地の良い空間にしていきたいと思ってます。
「武道館に立ちたいという思いが強いんです」(北凪)
──芸能でも色んな職種があるなかで、みなさんは「アイドル」を選んだわけですが、これからどんなアイドルになっていきたいですか。
本田:僕は尊敬している人がアンミカさんなんです。僕のなかではアイドル的存在だと思っていて、言葉で人をポジティブにできるところに憧れています。
──本田さんが普段から大切にしている言葉はありますか。
本田:ことわざとか慣用句が好きなんですけど、最近は「実るほど、首を垂れる稲穂かな」ですね。僕は人と比べて特別にできることがあるというわけじゃないけど、アイドルとして注目してもらえる機会があれば、おごらず謙虚な気持ちで向き合っていきたいと思っています。
──北凪さんは、どんな目標がありますか。
北凪:僕は、Cloud tenのメンバーたちと一緒に、誰もが知る国民的アイドルになっていきたい。以前、個人的にEBiDAN(恵比寿学園男子部)のBUDDiiS(バディーズ)という男性アイドルグループの武道館公演を見に行きました。そのステージや空間が、本当に良すぎて! あのときの光景がずっと頭のなかに残っていて、僕も絶対にここに立ちたい! という思いがあります。僕としてはもう「武道館に立たないとはじまらない」くらいの強い思いがあって。
本田:なぎはるとしては、武道館がスタートなんだ。
北凪:もちろん、お披露目やシアターオープンもあって、すでに僕らのアイドル人生ははじまっているんだけど、「武道館に立つ」という目標を達成するまでは、初心を忘れずに泥臭くやっていこうっていう気持ちだね。
「しんは素敵な言葉選びができる人」(本田)
──シアターオープン前で忙しい日々を過ごしていると思いますが、そんな日々でも何か癒しの時間はありますか。福間:僕はひとりでいるといろんなことを考えすぎちゃうから、メンバーと一緒に居る時間が癒しになっているかもしれないです。年齢が若い子も多いから、その子たちを子犬みたいに可愛がっている瞬間は癒されてますね。
本田:この間なんか、しんはメンバー2人を右腕、左腕にそれぞれぶら下げて遊んであげていて、お父さんみたいだった(笑)。
北凪:話しているときはふんわりした雰囲気なのに、やるときはやるパワーがあるよね。
本田:しんはメリハリを大事にしているんだよね。メンバーのおしゃべりが長引いていたりすると、「そろそろだよ」って声をかけてくれる。それが威圧的な怖い感じじゃなくて、誰も不快にならないナチュラルな言い方で。しんに言われると「よし、やるぞ」って気持ちになるから、素敵な言葉の使い方をする人だなって思っています。
北凪:僕は、性別問わずいろんなアイドルさんのライブ映像を見ながらご飯を食べているとリフレッシュできます。トロッコで出てきたり、お客さんを巻き込む演出があったりして、「僕もいつかこういう演出でライブをやりたいな」ってイメージトレーニングしながら楽しんでいます。
本田:僕は掃除がすごく好きで、部屋がきれいだとリフレッシュできるタイプ。悩んだときは黙々と床を磨き続けています。お気に入りの床拭きシートがあって、大量に買いだめしちゃうくらい床磨きが好きですね。すごく前向きになれるのでおすすめです。あとは、オランウータンを見る時間が息抜きかな。
本田:はい、最近は多摩動物公園で元気をもらってきました! オランウータンが好きになったきっかけは、動物園のオランウータンが窓ガラスに唇をギューッとくっつけている写真にときめいたこと。オランウータンの唇の虜です。そこから類人猿が大好きになって。テナガザルとかクモザルも好きなんですけど、クモザルって歩き方が本当に可愛いんですよ。二足歩行が上手なサルで、両手を上げて歩くんです。等身が人間に似ていることもあって、本当に見ていて癒されます。
「名前を知ってもらうためにNGなしです!」(福間)
──福間さんは「NG事項なし」と聞いたのですが、これから挑戦してみたいことはなにかありますか。
本田:メンバーみんな活動に前のめりで「NGなし!」っていう子も多いから、僕はちょっと差別化して、例えば静かな華道のイベントや展示会とかに出る文化系アイドルになっていきたいです。お花のきれいな時期には僕を思い出してもらえるような存在になりたいな。
──秋元康さんから「自分の『色』がなければ成功できない」と言われたのをきっかけに、動画配信サービス・Lenimoのなかで、「自分の色を出す」というテーマでひとりずつ特技披露の動画を撮る課題がありました。北凪さんは犬カフェに行っていましたね。
北凪:ワンちゃんって悪い人には近づかない嗅覚があると信じているんですけど、犬カフェに行って僕を「優しい人」と認識してもらえたら、ワンちゃんがいっぱい集まってきてくれるんじゃないかと思ったんです。たくさんのワンちゃんに囲まれて「ジャーン! ほらね、僕って優しいんです!」っていう動画にしたかったんですけど、犬カフェにいるワンちゃんって、エサを買わないと来てくれないっていう……。ちょっと想定外でしたね(笑)。
──福間さんは、ASMRでした。
福間:食べることが好きなので、この課題をとおしておいしいものを食べたいなという気持ちで選びました(笑)。あとは、僕の魅力である「表情」を見せたかったんです。食べているときの表情を見てもらえれば、一番素の自分が見せられるはずだと思って選びました。
本田:僕は南京玉すだれが特技なんですけど、なかなか披露する機会がなかったので、動画の課題をいただいて「チャンスだ!」と思って。でも、実際に配信された動画を見たら、すごく時間が短くなってたんですよ! それに、南京玉すだれってお客さんの手拍子とか「よっ!」みたいな掛け声があって完成するものなので、ひとりで玉すだれしていて、あまりにも静かすぎてシュールでした。あれは……、逆に僕の色だなと思えましたね。
北凪:この間初めて触らせてもらったんですけど、結構難しくて。自在に操っている高優ってすごいと思いました。いつかステージでもみなさんに披露できるといいよね。
福間:これで「南京玉すだれキャラ」を確立したら、いつかまちゃのために玉すだれソングができるかも……(笑)。
本田:「南京音頭」とか!? いいですね、それを目指してやり続けます。
一生に一度のシアターオープン
──最後に、8月2日のシアターオープンに来てくれる方、これからCloud tenのみなさんを知る方に、メッセージをお願いします。
福間:僕は歌やダンスだけじゃなく、ステージではMCでもみなさんを楽しませたいです。大阪出身の関西魂で、ボケてツッコんで笑ってもらえるように全力でがんばるので、僕のMCを聞きに来るくらいの勢いで、期待してきてくださいね。
北凪:Cloud tenのシアターオープンは一生に一度しかないので、その瞬間をぜひ目に焼き付けにきてくれたら嬉しいです。性別や年齢に関係なく、見ていて笑顔になってときめいてしまうようなアイドルパワーで、みなさんに元気を届けます!
【プロフィール】
Cloud ten(くらうどてん)
秋元康が総合プロデュースを手掛ける、総勢30名のシアターボーイズプロジェクト。プロジェクト名は、「最高の幸せ」を意味する「Cloud nine」から、既存の枠組みや限界を追い越してnineを超えるくらいの幸せという意味を込めて名付けられた。2026年8月2日に、ダイバーシティ東京プラザに専用シアターをオープン予定。
・北凪晴(きたなぎ・はる)
8月24日、北海道生まれ。身長176cm。
球技全般、特にバスケットボールが得意。スポーツ観戦やファッション、男性アイドル、実家の犬が大好き。
・福間しん(ふくま・しん)
11月7日、大阪府生まれ。身長168cm。
「世界で一番おいしそうな顔で食べること」と、一輪車が特技。可愛いものやカプセルトイを集めている。
・本田高優(ほんだ・たかまさ)
2月21日、栃木県生まれ。身長175cm。
霊長類が好きで、特にオランウータンを研究している。特技は南京玉すだれと華道。利きいちごにも自信がある。
<取材・文/むらたえりか 撮影/淵上裕太>
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