◆第108回全国高校野球選手権富山大会▽準決勝 高岡商5―2高岡第一(23日・富山市民球場)

 今秋ドラフト上位候補に挙がる高岡第一のサウスポー・前田侑大(ゆうと)投手(3年)の夏が終わった。準決勝で高岡商に2―5で敗れた。

 2回戦の富山工戦で高校生左腕最速タイの156キロをたたき出し、3回戦の富山北部戦では20奪三振でノーヒットノーランを達成した前田は、ベンチからのスタートとなった。ところが先発した2年生の木村力投手が1死から2本の長打を含む5連続安打を浴び一挙4失点。出だしから大きなビハインドを背負った。

 前田は1―4の4回から3番手でマウンドへ。先頭に中前安打を許したが後続は断った。味方が1点を返して迎えた6回、先頭の6番・溝口琉生に三塁打、続く棚辺向日歩に右前適時打を打たれリードを3点に広げられた。この日は球場表示では最速150キロ、バックネット裏のスカウト計測では152キロをマーク。9回2死の場面では1―2から外角にビシッと投げ込み見逃し三振を奪い、力強いガッツポーズを作った。

 3番手で6イニングを4安打1失点、6奪三振。試合を立て直して逆転を待ったが、打線の援護は呼び込めなかった。

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