◆第108回全国高校野球選手権西東京大会▽準決勝 八王子実践4―2明大八王子(24日・神宮)

 今年で創立100周年を迎えた八王子実践が、明大八王子との八王子対決を制して初の決勝進出を決めた。

 試合は初回に幸先よく2点を先制。

その裏の明大八王子の攻撃で1点を失い、6回にも1点を献上。しかし、直後の7回に2点を奪って勝ち越しに成功。そのまま八王子実践が逃げ切った。

 先発した塚原翔太投手(3年)が9回2失点で完投。8本の安打を浴びるも、136球の熱投でチームを決勝へ導いた。

 得意球はナックルカーブ。「カウントを取りたいときや、打たせたいときにカーブを投げてしっかり打ち取ることができた」と、最速140キロの直球にナックルカーブを織り交ぜて、明大八王子打線を抑えた。

 ナックルカーブは、現役時代には米国でのプレー経験もある河本ロバート監督(40)から伝授されたもの。習得理由について「大きい変化のある球を(持っておこう)」と明かし、「対戦相手からも、見たことのない軌道」と称賛されるほどだ。

 暑さで足がつりかける場面もあったが「決勝までに改善する」と問題ないことを強調。疲れに関しても「問題ない」と力強く宣言した。

 八王子実践の校歌はリズミカルで明るい曲調。

校歌について塚原は「リズム感がよくて、歌っていて楽しい」。

 甲子園行きをかけて、26日に神宮で創価と対戦する。記念すべき節目の年に初の決勝進出だ。決勝への思いを問われたエースは「歴史を塗り替えた。このままの勢いで創価を倒す」。

 目標は甲子園で校歌を歌うことで、決勝はまだ通過点。さらに歴史を塗り替えるべく、エースが腕を振る。

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