◆第108回全国高校野球選手権石川大会▽準決勝 遊学館12―8小松大谷(24日・石川県立)

 遊学館が乱戦を制し、2015年以来の夏の甲子園出場に王手をかけた。

 取って取られての試合をおさめたのは、春は背番号1で、この夏は11番でマウンドに立つ石坂和享(わこう)投手(3年)だった。

 10―8で迎えた8回裏無死一、二塁のピンチに4番手として登板。暴投で二、三塁としたものの、後続から2三振を奪うなど得点を許さなかった。9回も3人で斬り、チームを勝利に導いた。「ピンチでマウンドに上がるイメージはできていた。スライダーが良く、空振りを取ることができました」。身長175センチのスリークオーター左腕は、目標の投手にオリックスの曽谷龍平を挙げた。

 今大会は準決勝まで3試合に登板し、12回1/3で自責点1。安定した投球を続けている。「マウンドに立てば、背番号は関係ない。自分のピッチングをすることを考えています」。中川光雄監督は「エースの活躍をしてくれている」と目尻を下げた。

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