大相撲名古屋場所14日目(25日、IGアリーナ)

 大関・霧島(音羽山)は横綱・豊昇龍(立浪)の休場による不戦勝で11勝目を挙げ、千秋楽に4度目Vへの可能性を残した。

 豊昇龍の休場は昼食前に付け人を通じて知ったという。

優勝争いの佳境で白星を伸ばす形とはなったものの「うれしくはなかったですけどね。ここまで来たら勝負にいきたかった」と複雑な表情を浮かべた。支度部屋では「明日も一番。それだけしか考えなかった」と千秋楽を見据え、集中力を高めていたという。

 先場所は12勝3敗で並んだ若隆景との決定戦に敗れて優勝同点で、今場所で綱取りに挑んでいた。高いレベルの優勝が求められていた中で、13日目に安青錦に敗れて痛恨の3敗目。番付編成を担う審判部は、千秋楽に綱取りを協議する臨時会議は開かない方針を示した。場所後の横綱昇進は絶望的だが、綱取りの夢を来場所も継続させるためには、千秋楽で結果を残すことが求められる。

 千秋楽は8勝6敗の琴桜(佐渡ケ嶽)との大関対決が組まれた。霧島は「誰と当たっても自分の相撲を取っていくしかない。来場所につなげるためにも一番、しっかり集中していきたい」と表情を引き締めた。

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