中京大中京(愛知)でプレーし、今春に同校を卒業して米球界に挑戦する意向を明かしていた宮内渉吾投手(18)が、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1の強豪・アーカンソー大に進学することが25日、明らかになった。

 この日、マネジメント契約を結ぶ「IAA SPORTS」が発表した。

右腕は同社を通じ、「これまで日本人選手が誰も挑戦したことのない道で、自分の力がどこまで通用するのかを試したいと思いました。アメリカの大学は学生アスリートにも結果に厳しい世界だと聞いています。1年目から活躍できるよう、今から最善の準備をしていきます」とコメントした。

 アーカンソー大は今年のMLBドラフトで、1巡目指名3人を含む全米2位となる12人が指名された全米屈指の強豪校。「IAA SPORTS」によると、アーカンソー大が加盟する全米最高峰とされるリーグ「サウスイースタン・カンファレンス」に、日本人が高校卒業後に直接進学するのは初めてのケースとなる。また、大学の授業を履修する8月中旬まではMLB球団との契約も可能のため、引き続き交渉は続けていくという。

 宮内は身長195センチの長身右腕で、23年6月には花巻東(岩手)との練習試合では佐々木麟太郎(現米大リーグ・マーリンズ)と対戦。空振り三振を奪い、“スーパー1年生”として注目を集めた逸材だ。甲子園では24年夏に2年生ながらベンチ入りし、2回戦の神村学園(鹿児島)戦で初登板。同大会で4強入りした打線を相手に140キロ台後半の直球で勝負を挑み、聖地を沸かせた。現在はトレーニングの成果もあって最速は150キロに到達するなど、異国での挑戦へ向けて順調に準備を進めていた。

 

 ◆宮内 渉吾(みやうち・しょうご)2007年11月5日、愛知・清須市生まれ。

18歳。7歳から野球を始め、春日少年野球クラブ、清須市立春日中の軟式野球部を経て、中京大中京では2年夏に甲子園に出場。195センチ、94キロ。右投右打。

編集部おすすめ