スタンフォード大・佐々木麟太郎が、ドラフト8巡目(全体235位)指名を受けて入団したマーリンズのピリエーレ・アマチュアスカウト部長が24日(同23日)にオンラインで日本メディアに対応した。同部長の部屋の壁に掛かっていたのは、殿堂入り・イチロー氏(マリナーズ・会長付特別補佐兼インストラクター)が、東京ドームで引退した日の一枚の写真だった。

 「この写真を飾って、もう7年になります。私は以前、マリナーズで働いていて、メジャーで2年間チームに帯同し、イチローが東京で引退した最後のシリーズに立ち会ったんです。幸運にもその場所に居合わせることができました。私にとって野球界で最も素晴らしく尊敬すべき人物の1人です」と、イチロー氏との縁を明かしたピリエーレ部長。それは2018年3月21日。東京ドームで行われたマリナーズの開幕シリーズ第2戦。マリナーズのユニホームを着たイチロー氏の左側にケン・グリフィー・ジュニア氏がおり、その隣にピリエーレ部長の姿がうかがえる。

 スタンフォード大に足を運び、佐々木を調査してきた同部長は、「彼(イチロー氏)を知り、彼と共に東京に行く幸運に見舞われて、ファンがどれほど彼を愛しているかを直接知ることができました。日本の野球文化について多くを学べた訳ではありませんが、本当にすごく感動しました」と当時の記憶をたどった。

 「彼は自分の技術に対し、多くの時間と努力を注いだかをみました。それが他の選手に当てはまるかどうかわかりませんが、彼の取り組み方に感銘を受けました。これまで自分が関わったどの選手よりもルーチンを確立し、彼の規律正しさは、際立っていました」と、イチロー氏を通じて、日本の野球に触れた同部長。

米国の大学からドラフトを経てメジャー昇格を目指す新しい形での挑戦する佐々木にとっても、心強い理解者となりそうだ。

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